開幕戦となったミネソタ・リンクス vs ダラス・ウィングスの一戦は、リンクスのエース、ナフィーサ・コリアーが34得点の大活躍を見せ、新人ペイジ・ブッカーズ(ウィングス所属)のWNBAデビュー戦を退けました。
結果、リンクスが99-84で勝利を手にし、シーズン最初の白星を飾りました。
試合の流れ
前半は第1クォーターからリードが目まぐるしく入れ替わる立ち上がりとなりました。
ウィングスはアリケ・オグンボワレらが次々と得点を重ね、一方のリンクスもコリアーやジェシカ・シェパードが負けじと奮闘しました。
第2Qに入っても互いに譲らない激しい攻防が続き、前半は46-46で折り返しました。
第3Q中盤、コリアーがゴール下で連続得点の口火を切ると、リンクスは13-1の猛攻を発動。わずか数分で一気に71-58までリードを広げました。
二桁のリードを獲得したリンクスは続く第4Qも優勢を保ち、最後はそのまま逃げ切り、15点差の快勝となりました。
注目選手の活躍とスタッツ
今試合最大のハイライトはリンクスのエース、コリアーです。
圧巻の34得点を挙げ、コートニー・ウィリアムズも9アシストでオフェンスを牽引しました。
また、ジェシカ・シェパードも15得点・8リバウンドの活躍で第3の得点源となりました。
一方、ウィングスはオグンボワレが16得点とチーム最多を記録。
他にも合計5選手が2桁得点とバランス良くスコアを分散させましたが、エースとして期待されるオグンボワレにとっては少し物足りず、リンクスの厳しい守備についていけませんでした。
また、インサイドで優位性を発揮できず、後半につれてパワーを失い、地力を出せないまま敗れた形となりました。
会場の雰囲気と選手コメント
会場のカレッジパーク・センター(テキサス州アーリントン、約7,000人収容)はチケット完売の超満員。
ブッカーズは最初のシュートでチーム初得点を決め、地元ファンから割れんばかりの大歓声が巻き起こりました。
試合後、コリアー選手は「全員でエナジーを持って戦えた開幕戦を白星で飾れて最高の気分よ」と笑顔で語っていました。
ダイジェストはこちらから。