ニューヨーク・リバティがホームのバークレイズ・センターで行われた開幕戦でラスベガス・エーシズを92‑78で下し、連覇を狙う2025シーズンを幸先よくスタートしました。
試合前には 2024 年の初優勝を記念したリング授与とバナー掲揚が行われ、満員の観衆 17,344 人 が大歓声でチームを後押ししました。
試合展開 ― セレモニー後の大一番
序盤はエーシズが 20‑19 と僅差で第 1 クォーターをリード。
しかし第 2 Q に入るとリバティが 28‑13 の猛攻を見せ、前半を 47‑33 と 14 点差で折り返します。
後半は MVP 3 度の アジャ・ウィルソン がインサイドを支配し、エーシズが第 3 Q を 25‑16 と取り返して 5 点差まで詰め寄り、第 4 Q 序盤には 2 点差まで肉薄。
それでもリバティは新加入 ナターシャ・クラウド の連続 3 点プレーで 8‑0 のランを作り、再び二桁リードへ。
以降は主導権を渡さず、そのまま逃げ切りました。
主なスタッツ
- ブリオナ・スチュワート(NYL):25 得点 9 リバウンド
- ナターシャ・クラウド(NYL):22 得点 7 アシスト
- サブリナ・イオネスコ(NYL):15 得点 6 アシスト
- アジャ・ウィルソン(LVA):31 得点 16 リバウンド
- ジャッキー・ヤング(LVA):16 得点
- ジュエル・ロイド(LVA):5 得点(FG 1/11)
試合後の声
リバティのスチュワートは
「ファンの前でリングセレモニーを迎え、さらに勝利で締めくくれたことは最高の気分。連覇へ向けて良いスタートを切れた」
とコメント。
一方のエーシズのウィルソンは
「第 2 Q の穴を埋めきれなかった。まだ 1 戦目、ここから巻き返す」
と前を向きました。