5月17日、シアトル・ストームがフェニックス・マーキュリーのホーム PHXアリーナ に乗り込み、約10,623人の観衆が開幕の一戦を見守りました。試合は新生マーキュリーが 81‑59 で快勝し、最高のスタートを切っています。
試合の流れ
序盤からマーキュリーが主導権を握る展開となりました。シアトルはシュートが決まらず、一時 20‑6 と大きなビハインドを背負う苦しい立ち上がり。第1Q終了時点でも 23‑15 とフェニックスがリードを保ちます。マーキュリーは勢いそのまま前半を 41‑30 で折り返し、試合を通じて一度もリードを許しませんでした。
後半に入っても流れは変わらず、第3Q終了時点で 60‑46 と二桁リードを維持。第4Q残り4分半には控えセンターのカラニ・ブラウンが速攻レイアップを決め 73‑53 と 20点差をつけ、勝負を決定づけました。最後はマーキュリーがリードを守り切り、81‑59 で試合終了です。
注目選手とスタッツ
- サトゥ・サバリー(Mercury): 27得点/6リバウンド ‑ チームデビュー戦史上最多得点
- アリッサ・トーマス(Mercury): 20得点/7リバウンド/5アシスト
- アレクサ・ヘルド(Mercury): 11得点(ベンチ得点源)
- スカイラー・ディギンズ=スミス(Storm): 21得点/4アシスト/4スティール
- ネッカ・オグミケ(Storm): 12得点/7リバウンド
試合後のコメント
大勝したフェニックスはダイアナ・タウラジ引退後の新時代を象徴する白星に。27得点を挙げたサバリーは「とにかくチームに勝利を届けたかった。最高のデビュー」と語り、試合前にブリトニー・グリナーから届いた激励メッセージが大きな支えになったと明かしました。新戦力たちが最高の形で結果を残し、地元ファンとともに上々の船出を祝う夜となりました。