試合展開
2025年5月23日、ロサンゼルスのCrypto.comアリーナで行われたロサンゼルス・スパークスとゴールデンステート・ヴァルキリーズの一戦は、ヴァルキリーズが82-73で勝利を収めました。
試合はスパークスが第1クォーターで26-24とリードする展開で始まりましたが、第2クォーターに入るとヴァルキリーズが猛攻を仕掛け、25-9と圧倒。
前半を49-35と14点リードで折り返しました。第3クォーターもヴァルキリーズがリードを保ち、最終クォーターではスパークスが追い上げを見せましたが、ヴァルキリーズが逃げ切りました。
注目選手とスタッツ
ヴァルキリーズでは、フランス出身のルーキー、カルラ・レイトが19得点(フィールドゴール7/10)と3アシストを記録し、チームの攻撃を牽引しました。
同じくフランス出身のジャネル・サラウンは18得点、8リバウンド、3スティールをマークし、3ポイントシュートを4本成功させました。
また、ケイラ・ソーントンが14得点、10リバウンドのダブルダブルを達成し、ベロニカ・バートンは12得点、5スティールと守備でも貢献しました。
スパークスでは、ディアリカ・ハンビーが25得点、6リバウンド、3ブロックと奮闘しました。
ケルシー・プラムは16得点を挙げましたが、フィールドゴールは6/18と精度を欠きました。
オデッセイ・シムズは13得点を記録しましたが、チーム全体で19のターンオーバーを犯し、試合を通じてリズムを掴めませんでした。
試合後のコメント
ヴァルキリーズのナタリー・ナカセヘッドコーチは、
「チーム全体が一丸となって戦い、特に若手選手たちが期待以上の活躍を見せてくれた」
と選手たちを称賛しました。
また、カルラ・レイトとジャネル・サラウンのフランス人コンビについて、
「彼女たちは素晴らしいケミストリーを持っており、今後のチームの中心となる存在」と高く評価しました。
一方、スパークスのリン・ロバーツヘッドコーチは、
「第2クォーターの失速が響いた。試合を通じて一貫性を持ってプレーする必要がある」
と課題を挙げました。ディアリカ・ハンビーは、
「チームとしてもっと集中し、ミスを減らすことが重要」と語り、次戦への意気込みを示しました。
この勝利でヴァルキリーズは2勝1敗となり、フランチャイズ初の連勝を達成しました。一方、スパークスは1勝3敗と苦しいスタートとなっています。

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!