ブリトニー・グライナーは、アメリカの女子プロバスケットボールリーグ(WNBA)を代表するセンターであり、その卓越した実力と驚異的な身体能力で知られております。
身長206cmの長身から繰り出されるブロックショットやダンクシュートは女子バスケット界では希有なもので、デビュー以来リーグを代表するスター選手として活躍してきました。
また、アメリカ代表チームの一員としてオリンピックでの金メダル獲得にも大きく貢献し、国内外で数々の栄誉に輝いております。近年ではロシアでの拘束事件でも世界的に注目を集め、スポーツの枠を超えたニュースとなりました。
大学時代の活躍と頭角の現れ
グライナーはテキサス州ヒューストン出身で、高校時代から将来を嘱望された選手でした。
大学は名門ベイラー大学に進学し、そこで女子バスケットボール界において圧倒的な存在感を示します。特に2011-12シーズンの活躍は目覚ましく、身長と身体能力を活かした守備で数々のブロックショット記録を打ち立てる一方、女性選手では珍しいダンクシュートを連発して観客を沸かせました。
2012年にはベイラー大学を全米大学体育協会(NCAA)女子トーナメント優勝に導き、自身もファイナル4の最優秀選手賞に選出されます。
同シーズンのチームは40戦全勝という快挙を成し遂げており、これは女子大学バスケット史に残る偉業となりました。
大学在学中、グライナーは個人としても数多くの賞を受賞しました。
2012年と2013年には2年連続で全米最優秀女子大学選手賞(AP通信年間最優秀選手賞)を受賞し、大学バスケット界でトップクラスの選手であることを証明しています。
また、在学中の通算ブロック数は748本に達し、男女を通じてNCAA史上最多のブロック記録を打ち立てました。
4年間でチームを2度のファイナル4進出に導き、通算成績135勝15敗という圧倒的な勝率を残すなど、その大学時代の実績は後のプロキャリアの成功を予感させるものでした。
WNBAでの活躍と功績
2013年のWNBAドラフトにおいて、グライナーは全体1位でフェニックス・マーキュリーに指名され、プロキャリアをスタートさせました。
ルーキーイヤーからその存在感は別格で、デビュー戦では早速ダンクシュートを披露してリーグに衝撃を与えました。
高さと機動力を兼ね備えたセンターとして守備ではインサイドの要となり、攻撃でもポストプレーやブロックショットからの速攻でチームに貢献しました。
プロ2年目の2014年、グライナー選手はマーキュリーの中心選手としてチームをWNBA優勝に導きます。
このシーズン、マーキュリーはレギュラーシーズンからファイナルまで圧倒的な強さを誇り、グライナー選手は守備面での貢献はもちろん、攻撃面でも着実に成長を見せました。
翌2015年シーズンまで、グライナーは2年連続でWNBA最優秀守備選手賞(Defensive Player of the Year)を受賞しており、連続受賞はタミカ・キャッチングス以来リーグ史上二人目という偉業でした。
彼女の高さとブロック能力はリーグ随一であり、2015年には1試合11ブロックのWNBA新記録を樹立、またシーズン平均4.0ブロックという驚異的な数字も残しています。以降も毎シーズンのようにブロック部門でリーグ首位となり、守護神としての評価を不動のものにしました。
守備での圧倒的存在感に加え、グライナーは年々オフェンス面でもリーグを代表する選手へと成長しました。
2017年シーズンには平均得点でリーグトップとなり自身初の得点王に輝くと、その後もインサイドの軸として安定して高得点を記録します。
長身ながら機敏な動きと柔らかなシュートタッチを併せ持ち、ポストプレーのみならず中距離シュートでも得点できる万能型センターとして活躍しました。
結果、2019年にもリーグ得点王となり、得点面でもトップクラスであることを示しています。さらにオールWNBAチームにもこれまで6度選出されるなど、攻守両面においてリーグ最高峰の選手の一人として評価されています。
グライナーのマーキュリー在籍期間は10年以上に及び、チームの顔として牽引してきました。
フェニックス・マーキュリーではフランチャイズ史上最多の通算リバウンド数を記録し、通算得点でも伝説的名選手ダイアナ・タウラシに次ぐ歴代2位につけています。
毎年のようにチームをプレーオフに導き、在籍した最初の10シーズンのうち実に9シーズンでマーキュリーはプレーオフに進出しました。
2021年にはチームをWNBAファイナルまで再び導き、自身2度目のファイナル進出を果たしています(この時はシカゴ・スカイに惜しくも敗れて準優勝)。
こうしたチームへの貢献と個人としての活躍が認められ、グライナーはWNBA発足25周年を記念した「歴代トップ25選手」にも選出されました。
さらに、彼女はそのダンクシュートの能力でも唯一無二の存在です。
キャリア通算でレギュラーシーズン18回、プレーオフ2回、オールスター戦でも5回のダンクを成功させており、これはWNBA全選手の通算ダンク数を合計した数を上回ります。
グライナーは女子バスケットボールにおいて「空中戦」を体現する存在として観客を魅了し、WNBAの人気と注目度向上にも大きく寄与しました。
こうした数々の功績により、グライナーはWNBAを語る上で欠かせないスーパースターとなっています。
9度(2024年までに通算10度)にわたりWNBAオールスターに選出されており、攻守両面でリーグを代表する選手として長年君臨しています。
アメリカ代表チームでの輝き
プロでの活躍に加え、グライナーはアメリカ女子代表チームの主力センターとしても華々しい経歴を持っています。
2016年、リオデジャネイロオリンピックでオリンピック初出場を果たすと、持ち前の高さと守備力でゴール下を支配し、チームUSAの金メダル獲得に大きく貢献しました。
オリンピック初挑戦で金メダリストとなった彼女は、その後も代表に定着し国際舞台で経験を積んでいきます。
5年後の東京オリンピック(2020年大会。新型コロナの影響で2021年夏開催)でも、グライナーはアメリカ代表の先発センターとして大車輪の活躍を見せました。高さで勝るだけでなく豊富な国際経験を活かして要所で得点し、チームの7連覇となる金メダルを支えています。
特に東京大会決勝の日本戦では、グライナー選手が30得点という驚異的な活躍を披露し、オリンピック女子決勝の個人得点記録を更新する快挙も成し遂げました。
その支配的なパフォーマンスにより、大会を通じて平均16.5得点をマークし、攻守両面でチームを牽引したのです。
さらにグライナーは、オリンピック以外の国際大会でも輝かしい成績を残しています。
2014年にトルコで開催されたFIBA女子バスケットボール世界選手権(ワールドカップ)では、アメリカ代表のセンターとして出場し金メダルを獲得しました。自身もオールスターファイブ(大会ベスト5)に選出され、世界最高峰の舞台で存在感を示しました。
続く2018年のスペインでのワールドカップでもチームの連覇に貢献し、決勝戦ではプレイヤー・オブ・ザ・ゲーム(最優秀選手)にも選ばれています。
このようにグライナーはオリンピック2大会連続金メダル、世界選手権2大会連続金メダルという偉業を成し遂げ、代表チームに欠かせない柱として活躍してきました。
しかし、2022年にロシアで発生したある出来事により、グライナーの代表キャリアにも一時中断が生じます(詳細は後述)。
その影響で彼女は2022年秋に開催されたFIBA女子ワールドカップ(シドニー大会)への出場を逃すこととなりました。
それでも困難を乗り越えて競技復帰を果たしたグライナーは、2024年のパリオリンピックで再び代表に招集されます。
パリ大会でもアメリカは強豪国との接戦を制し、8大会連続となる金メダルを獲得しました。
グライナー自身にとっては3度目のオリンピック制覇となり、表彰式で国歌が流れる中、彼女は感極まって涙を流していたと伝えられます。
この金メダルは、ロシアでの過酷な経験を経た彼女にとって特に感慨深いものとなりました。
こうしてグライナー選手は見事にトップレベルの競技力を取り戻し、再び世界の頂点に立つことで、自身の復活を力強く示したのです。
海外リーグ挑戦とロシアでの拘束事件
WNBAオフシーズンの間、多くのアメリカ人女子選手と同様に、グライナーも海外リーグでプレーして収入を補ってきました。
中でもロシアの女子バスケットボールリーグは高給で知られており、グライナー選手は2014年以降、毎冬ロシアの名門チームであるUMMCエカテリンブルクでプレーするようになります。
エカテリンブルクではWNBAのチームメイトであるダイアナ・タウラシ選手らと共にプレーし、ロシアリーグやヨーロッパ最高峰のユーロリーグで次々とタイトルを獲得しました。
例えば2016年にはユーロリーグ女子を制覇し、以降2018年、2019年、2021年にもユーロリーグ優勝を経験しています。
ロシアリーグでも2015年から2017年にかけて3連覇を達成するなど、グライナー選手は海外でもトップクラスの成績を収め、国際的な活躍を見せていました。
しかし、このロシアでのキャリアが大きな試練に変わる出来事が起こります。
2022年2月、グライナーがロシアでのシーズンを終えて帰国しようとした際、モスクワのシェレメチェボ空港で身柄を拘束されました。
空港の手荷物検査で、彼女の荷物からロシア国内で禁止されている大麻オイルを含む電子タバコ用カートリッジが見つかったためです。
グライナーはその場で逮捕され、ロシア当局に麻薬密輸の疑いをかけられました。
彼女自身は、持っていたのは自身の医療用に処方された大麻オイルであり、違法な意図はなかったと主張しましたが、ロシアでは大麻関連製品の所持自体が厳しく罰せられます。
折しもロシアがウクライナに侵攻を開始した時期とも重なり、米露関係が緊迫する中での逮捕劇となったことで、この問題はスポーツ事件の枠を超えて国際的な注目を浴びることになりました。
拘束後、グライナーには長い裁判と拘禁の日々が待ち受けていました。
2022年8月、ロシアの法廷は彼女に対し麻薬密輸の罪で懲役9年という非常に重い判決を言い渡します。
この量刑は国外から見ても過酷であり、米国政府はグライナーが不当に拘束された人質であると公式に認定しました。
彼女がロシアの刑務所に収監される中、アメリカ国内では彼女の解放を求める世論が急速に高まります。
WNBAやNBAの選手・関係者たちは「Bring BG Home(BGを家に)」などのスローガンを掲げて連日支援の声を上げ、2022年7月のWNBAオールスター戦では全選手がグライナーの背番号「42」のユニフォームを着用してプレーするという異例のエールが送られました。
またグライナーの家族や代理人、米政府高官までもが動き、様々な外交交渉や世論喚起が行われました。
こうした国際問題に発展した背景には、彼女がオリンピック金メダリストである著名な黒人女性スポーツ選手であり、さらにLGBTQコミュニティの著名人(グライナー選手は同性愛者であることを公表しており、妻がいます)であったことも関係すると言われます。
彼女の拘束は人種差別やジェンダー、国際政治など様々な論点と結び付けられ、世界中のメディアで連日大きく報道されました。
グライナー選手は過酷なロシアでの拘禁生活を強いられましたが、最終的にアメリカとロシアの政府間交渉によって事態が動き出します。
2022年12月、約10か月に及ぶ拘束を経て、グライナーはロシア当局から釈放されました。
その解放は、アメリカで服役中だったロシア人の武器商人ヴィクトル・ボウト受刑者との間で行われた囚人交換によるものでした。
交渉はアラブ首長国連邦の仲介で進められ、アブダビの空港にてグライナー選手とボウト受刑者の引き渡しが実現しました。
この歴史的な交換劇により、グライナーは無事に祖国アメリカの地を踏むことができました。
釈放の一報が届いた際には、WNBA関係者やチームメイトたちから安堵と喜びのコメントが相次ぎ、米国中が歓迎ムードに包まれました。
祖国に帰還したグライナーは、心身のケアを受けつつ静養し、家族と再会を果たしました。
この間、彼女は収監中に自分を支えてくれた人々への感謝を繰り返し述べています。
一方で、同じくロシアに拘束されたままとなっている元米海兵隊員のポール・ウィラン氏ら他の米国人についても
「自分は帰れたが、まだ残されている人々がいる」
と言及し、そうした不当に拘束された人々の解放を訴える活動にも関心を示しました。
復帰後の歩みと最新ニュース(2023-2025年)
ロシアから奇跡的な形で解放されたグライナーは、その後再びプロバスケットボール選手としてコートに戻る決意を固めます。
2023年2月にはフェニックス・マーキュリーと正式に再契約を交わし、WNBAでの現役復帰が発表されました。
約1年ぶりの復帰となった2023年シーズン開幕戦では、スターティングメンバーとしてコートに立ち、会場からは盛大なスタンディングオベーションが送られました。
長いブランクと心身の負担を感じさせない堂々としたプレーぶりで、ブロックやダンクも披露し、ファンやチームメイトを大いに沸かせました。
復帰当初は調整不足も懸念されましたが、グライナーは急速に試合勘を取り戻し、次第に本来のパフォーマンスを発揮していきます。
2023年シーズンを通じて平均17.5得点・6リバウンド前後の成績を収め、チームの主力として奮闘しました。
シーズン中盤には一時的にメンタルヘルスのため休養を取る場面もありましたが、周囲のサポートを受けながら無理なくコンディションを整えています。
シーズン後半には再び合流し、終盤まで戦い抜きました。その努力と活躍はリーグからも讃えられ、2023年7月開催のWNBAオールスターゲームにおいて見事9回目の選出を果たします。
釈放からわずか半年あまりで再びオールスターの大舞台に戻ってきた彼女の姿は、多くの人々に感動を与えました。
しかし、復帰初年度には競技面以外の課題にも直面しました。
2023年6月、アウェー遠征のため移動中だったダラス・フォートワース空港で、グライナーがインターネット上の有名人を名乗る人物から執拗な嫌がらせを受ける事件が発生します。
空港ロビーでのこの出来事はSNS上で動画拡散され、彼女自身やチーム関係者に大きな精神的負担を与えました。
この事件をきっかけに、WNBA選手の移動時の安全対策が改めて議論されるようになります。
グライナーのケースは「有名税」で片付けられるレベルを超えており、選手の身の安全確保が喫緊の課題として浮上しました。
これを受けてWNBAリーグは動き、2023年シーズン後半には特例としてマーキュリーの遠征移動にチャーター機の利用を許可する措置を取りました。
さらにリーグ全体としても、翌2024年シーズンから全チームでチャーター機を本格導入する方針を打ち出し、約2年間で50百万ドル規模の予算を投じて安全対策と選手の快適性向上を図ることを表明しました。
グライナーも、
「選手の安全が最優先であるべきです。このような決断がなされたことを嬉しく思います」
とコメントを寄せ、WNBAの環境改善の動きを歓迎しています。
競技面では、2024年シーズンに入ってもグライナーの活躍は続きました。
平均得点は20点前後にまで上昇し、かつての得点王らしい存在感を示します。
マーキュリーはチーム再建期にあり苦戦もしましたが、グライナーは献身的にプレーし、幾度もハイライトとなるダンクやブロックを見せました。
2024年のWNBAオールスターゲームには地元フェニックスで開催されることもあって10回目の選出(実質的には彼女にとって通算9度目のプレー参加)を果たし、華々しい活躍を続けています。
また、公の場での発言にも注目が集まりました。
グライナーは2023年4月の復帰記者会見で、
「もう二度とWNBAオフシーズンに海外でプレーすることはないでしょう。自国代表として出場する場合を除いて」
と語り、ロシアでの拘束という苦い経験から海外リーグへの出場を断念する意向を示しました。
同時に、
「多くの選手が海外に行かざるを得ないのは収入格差が理由です。WNBAがもっと成長し、スポンサー企業が投資してくれることを望みます」
とも述べ、WNBA選手の待遇改善を訴えました。
実際、彼女自身ロシアで年100万ドル以上ともいわれる収入を得ていましたが、命の危険と隣り合わせであったことを痛感し、家族のためにもリスクの高い海外挑戦は今後避ける決断を下したのです。
さらにグライナーは、自身と同様に海外で不当に拘束されている人々の救援活動にも関わり始めました。
2023年にはフェニックス・マーキュリーと共同で「Bring Our Families Home」という人質解放を支援する団体とのパートナーシップを発表し、メディアを通じて囚われの米国人たちへの関心を呼びかけています。
彼女は、
「自分が経験したことには大きな意味がある。今度は残された人々のために声を上げたい」
と語っており、単に競技復帰するだけでなく自身の経験を社会に還元しようという強い意志を示しました。
そして2024年5月、グライナーは自身の拘束体験を綴った回顧録『Coming Home(カミング・ホーム)』を出版しました。
この本は約10か月に及ぶロシアでの収監生活や、その間に味わった恐怖・苦悩、そして祖国へ帰り家族のもとへ戻るまでの軌跡を赤裸々に記したものです。
共著者としてジャーナリストの協力も得ながら執筆されたこのメモワールは、発売直後から大きな反響を呼びました。
グライナーは出版に際して、
「世界中の人々に、自分が経験した現実を知ってもらいたい。そして二度と同じ目に遭う人が出ないよう願っています」
と語っており、自身の物語を公表することで世間に問題提起する狙いもあることを明かしました。
書籍の中ではロシアの刑務所で受けた非人道的な待遇や、極限状態で精神を保つために家族の写真を心の支えにしていたことなどが詳細に綴られていると報じられています。
この本を通じて、グライナーはスポーツ界のみならず社会全体に対し強いメッセージを発信した形です。
2024年夏、グライナーは選手としてもう一つ大きな節目を迎えました。
前述の通りパリオリンピックに代表復帰を果たし、3大会連続となる金メダルを獲得します。釈放から僅か1年半ほどで再び世界の頂点に立ったその姿は、多くの人々に勇気を与えました。
表彰台では星条旗を見上げながら涙を浮かべるグライナー選手の姿が印象的で、苦境から這い上がった彼女のストーリーに世界中が胸を打たれました。
2025年に入り、グライナーは34歳となりましたが、依然としてWNBAトップクラスのセンターとして健在です。
今シーズンからは新天地・アトランタ・ドリームへ移籍し、ライアン・ハワード選手やアリーシャ・グレイ選手、ジョーディン・カナダ選手といった実力派選手たちとともに、チームの中核を担っています。
グライナー選手の加入により、ドリームは攻守両面での強化が期待されており、彼女の豊富な経験とリーダーシップがチームにもたらす影響は大きいとされています。
今やグライナーは、単なるスター選手の枠を超え、バスケットボールを通じて社会とつながる象徴的な存在となりました。
WNBAでの圧倒的な実績、代表チームでの栄光、そして逆境を乗り越えた人間的な強さ——その軌跡は2025年現在も続いており、これからも多くの人々に勇気と希望を与え続けることでしょう。
主な実績
- WNBA優勝:1回(2014年、フェニックス・マーキュリー)
- WNBAオールスター選出:通算10回(2013年〜2024年)
- WNBA得点王:2回(2017年、2019年)
- WNBA最優秀守備選手賞:2回(2014年、2015年)
- WNBAブロック王(ブロック数リーグ1位):通算8回(2013年〜2021年のうち8シーズン)
- オリンピック金メダル:3個(2016年リオ大会、2020年東京大会、2024年パリ大会)
- FIBA女子ワールドカップ優勝:2回(2014年、2018年)
- NCAA女子バスケットボール全国優勝:1回(2012年、ベイラー大学)
出典一覧(参考資料):
- Reuters通信(ロイター): 「グライナーが9回目の球宴選出、ロシア釈放から半年余」(2023年6月26日)
- ESPN: Brittney Griner’s book details harsh life in Russian prison (2024年5月7日)
- Phoenix Mercury(WNBA公式): 「Phoenix Mercury Re-signs WNBA Champion Brittney Griner」(2023年2月21日)
- NBC Olympics: Brittney Griner career timeline: medals, records, highlights (2024年7月)
- ESPN: Brittney Griner – Done playing overseas, wants to help detained Americans (2023年4月27日)
- AP通信: Brittney Griner lets tears flow during national anthem after winning gold (2024年8月11日)
- AFP通信(日本語版): 「ロシアで収監の米バスケ選手『二度と海外ではプレーしない』と表明」(2023年4月28日)
- BBCニュース日本語版: 「ロシアで拘束の米女子バスケ選手、身柄交換で解放」(2022年12月9日)