試合展開
インディアナ・フィーバーは序盤から12-4とリードを広げ、コネチカット・サンに早々にタイムアウトを取らせました。
第1クォーター終了時点ではフィーバーが23-21と僅かにリードしていました。 第2クォーターではサンが巻き返して逆転に成功し、前半を終えて43-39と4点をリードする展開となりました。
第3クォーター、サンはマリーナ・メイブリーの3ポイントシュートが立て続けに決まりリードを二桁に広げ、最終クォーター序盤には74-59と最大15点のリードを奪いました。
しかし元サン所属のデウォナ・ボナーが3本連続で3ポイントを沈める活躍を見せるなど、フィーバーが約3分半で17連続得点を奪う猛反撃により試合終盤に逆転に成功しました。
その後は互いに3ポイントを決め合い、残り1分少々でサンが84-81と僅かにリードを奪い返しました。
インディアナはケルシー・ミッチェルのレイアップで残り6.5秒に1点差まで迫りましたが、直後にサニヤ・リバースがフリースローを1本沈め85-83とし、最後はミッチェルのコーナーからのブザービーター同点弾がわずかに届かず、サンが辛くも逃げ切りました。
注目選手とスタッツ
マリーナ・メイブリーは第3クォーターだけで15得点を稼ぎ、この日チーム最多となる26得点(今季自己最高)を記録して勝利に大きく貢献しました。
ベテランのティナ・チャールズも前半だけで15得点を挙げるなど序盤からオフェンスを牽引し、最終的に18得点をマークしました。 新人のサニヤ・リバースはキャリアハイとなる12得点・6アシストを記録し、要所で存在感を示しています。
フィーバーではオールスター経験もあるフォワードのアリーヤ・ボストンが17得点・5リバウンド・7アシストと気を吐きました。
ケルシー・ミッチェルは終盤の追い上げの原動力となり13得点、またデウォナ・ボナーも古巣相手にベンチから13得点を挙げて奮闘しました。 なおフィーバーはエースの新人ガード、ケイトリン・クラークを左太腿の負傷で欠く状況での戦いでした。
試合後のコメント
この勝利はラシッド・メジアン新HCにとってWNBAでの初勝利であり、サンのフランチャイズ通算500勝目という節目のゲームともなりました。
WNBA公式SNSでもマリーナ・メイブリーの大活躍を称賛する投稿がなされました。
サンは開幕からの連敗を5で止め、次戦6月1日のニューヨーク・リバティ戦(バークレイズ・センター)でこの勢いを継続したい構えです。

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