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リンクス、後半の猛攻でヴァルキリーズを86-75で下す

試合展開

ミネソタ・リンクスは後半に猛攻を見せ、WNBAに新規参入したゴールデンステート・ヴァルキリーズを86-75で下しました。

この試合はヴァルキリーズの本拠地サンフランシスコのチェイス・センターで開催され、開幕からホーム3試合連続の満員というWNBA新記録の盛り上がりを見せました。 リンクスが第1クォーターを27-23とリードしましたが、第2クォーターにヴァルキリーズが反撃し29得点を挙げて試合をひっくり返しました。

前半だけで52失点を喫したリンクスは、ハーフタイム時点で52-51と1点のビハインドを背負いました。

後半に入るとリンクスは守備を引き締め、ヴァルキリーズの後半得点をわずか23点に封じました。

第3クォーター残り約7分、コートニー・ウィリアムズの3ポイントシュートでリンクスが再びリードを奪うと、そこから怒涛の27-5のランで一気に主導権を握りました。 ウィリアムズとナフィーサ・コリアーが立て続けに3ポイントを沈め、残り5分43秒で83-61と最大22点のリードを築きました。

この間、ナティーシャ・ハイデマンも8得点・2アシスト・2スティールを記録し、リンクスの猛攻を支えました。

ヴァルキリーズも終盤まで粘りを見せましたが追い上げには至らず、最終的にリンクスが86-75で勝利を収めました。

この結果、リンクスは開幕から7連勝となり、ニューヨーク・リバティと並んでリーグ首位に立っています。 一方のヴァルキリーズは2勝4敗となりました。

注目選手とスタッツ

リンクスではエースのナフィーサ・コリアーが24得点11リバウンドのダブルダブルに加え、4アシストと2スティールも記録しました。

コートニー・ウィリアムズも20得点5リバウンド5アシストを挙げ、さらに2スティールを記録するオールラウンドな活躍を見せました。

ケイラ・マクブライドが16得点、ブリジット・カールトンも12得点をマークし、それぞれ勝利に貢献しました。 ヴァルキリーズではガードのヴェロニカ・バートンがフィールドゴール11本中7本成功、3ポイントも3本沈めて21得点と奮闘しました。 ケイト・マーティンも14得点を挙げ、ケイラ・ソーントンは11得点で続きました。

試合後のコメント

試合後、リンクスのCheryl Reeveヘッドコーチは前半は相手に気迫で負けてしまい、それは容認できなかったと語り、前半の戦いぶりに苦言を呈しました。

ハーフタイムでその点を指摘したところ、後半は選手たちがしっかりと応えてくれたとも述べ、後半での立て直しを評価しています。

コートニー・ウィリアムズは要は私たちが集中できるかどうかでしたと勝因を振り返りました。

また、時々私たちは物事を当たり前に受け止めてしまっているように感じますとチームの慢心に言及しました。 それはやめなくてはいけません、後半だけ良いチームであってはなりませんと続け、一貫して戦う重要性を強調しました。

ナフィーサ・コリアーは自分たちは何をすべきか分かっていますが、それを実行できていないことに非常にもどかしい思いですと悔しさを滲ませました。

さらにコーチが代わりにやってくれるわけではないので、責任を果たすのは自分たち自身ですと述べ、課題の克服には選手自身の努力が必要だと強調しました。

第3クォーターについてはこのクォーターは私たちがやるべきことを示せた時間でしたと手応えを語り、それを40分間続ける必要がありますと気を引き締めています。 また私たちはまだ望むレベルには達していません、

しかしながら断片的にその姿は見せています、唯一それを妨げているのは自分たち自身ですと述べました。 今回のような課題について話し合うのはこれが最後になることを願っていますとも語り、チームの更なる成長への決意を示しました。

コリアーは最後に一試合一試合の先にもっと大きな目標がありますと語りました。 その目標のためには目の前の試合に集中して臨む必要がありますとチームの更なる飛躍を誓いました。

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