試合展開
2025年6月4日、WNBAレギュラーシーズンでワシントン・ミスティクス対インディアナ・フィーバーの一戦が、インディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスにて行われました。
フィーバーはケイトリン・クラークとベテランガードのソフィー・カニンガムを負傷で欠く厳しい状況で試合に臨みました。
第1クォーターはフィーバーが19-18と僅差でリードし、前半終了時点でも38-34と4点リードして折り返しました。後半に入ると第3クォーターでフィーバーが攻勢をかけ、前半の合計を上回る31得点を挙げて69-55とリードを広げます。
最終クォーター序盤、ミスティクスは12連続得点で69-67と2点差まで迫りましたが、フィーバーも7点を連取してリードを取り戻しました。
残り1分28秒、レクシー・ハルのオープンレイアップで78-73と再び点差を5点にした後、ジャンプボールを制したフィーバーはケルシー・ミッチェルのリバースレイアップで3点プレーを成功させます。終盤でリードを8点まで再び広げ、ミスティクスの反撃を振り切りました。最終的に試合は85-76でフィーバーが勝利し、連敗を3で止めました。
注目選手とスタッツ
インディアナではケルシー・ミッチェルがゲームハイの23得点を挙げ、レクシー・ハルが後半だけで14得点、アリーヤ・ボストンも10得点を記録しました。
ミスティクスはブリトニー・サイクスとキキ・イリアフェンがともに20得点をマークし、ソニア・シトロンが13得点、シャキーラ・オースティンが10得点と続きました。チーム全体の3ポイントシュートではフィーバーが11本を沈めた一方、ミスティクスは1本にとどまり、この差が勝敗を分けました。
試合後の様子
欠場していたクラークもベンチからコートに姿を見せ、勝利を収めたチームメートたちと笑顔で抱き合って健闘を称え合いました。
地元インディアナのファンはスター選手不在の中で連敗を止めたチームに大きな拍手を送り、選手たちの奮闘を讃えていました。
フィーバーはチーム全体の結束を強調し、この勝利の意義を語りました。敗れたミスティクスのエリック・ティボー・ヘッドコーチは、第3クォーターに失点がかさんだ守備面の課題を指摘し、あと一歩及ばなかったと悔しさをにじませました。

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