試合展開
第1クォーター終盤、リンクスは23-14と9点のビハインドを背負いました。しかし、第2クォーター以降はマーキュリーに対して49-23と圧倒し、第三クォーター残り2分41秒には63-46とリードを広げました。
第4クォーター途中にはコリアーの3点プレーやブリジット・カールトンとケイラ・マクブライドの連続3ポイントシュートで9-0のランを記録し、80-56とさらに引き離しました。
マーキュリーは第2クォーターにシュート成功率が低下(14本中3本成功)し、ターンオーバーも増加して流れを手放しました。
その後は終始リンクスが主導権を握り、最終的に88-65で勝利を収めました。この勝利でリンクスは開幕から8連勝となり、球団史上4度目の8戦全勝スタートを達成しました(WNBA他チーム全体の達成回数合計も4度)。
注目選手とスタッツ
リンクスではナフィーサ・コリアーが18得点11リバウンドを挙げ、4試合連続のダブルダブルとなりました。
控えガードのナティーシャ・ハイデマンもフィールドゴール10本中7本成功と高精度で18得点を記録し、チームの反撃の原動力となりました。
ケイラ・マクブライドとアラナ・スミスもそれぞれ13得点をマークし、マクブライドは7アシスト、スミスは6アシストと3ブロックを記録しています。
チーム全体ではフィールドゴール成功率58.6%・3ポイント成功数12本といずれも今季最高の数字をマークしました。一方でターンオーバーは23本と課題も残りました。
マーキュリーでは控えガードのレクシー・ヘルドがチーム最多の16得点を挙げました。先発フォワードのサトゥ・サバリーは15得点8リバウンドと健闘しました。さらにキティヤ・ラクサも10得点を記録しています。
しかしチーム全体では3ポイントシュートが30本中5本成功(成功率約17%)と振るわず、外から得点を伸ばせませんでした。
試合後のコメント
ミネソタのシェリル・リーブHC
「最初から最後まで、おそらく今季最高の守備の試合だったと思います」
ミネソタのナティーシャ・ハイデマン
「ペースを上げてプレーすることが私のスタイルです」
ミネソタのアラナ・スミス
「私たちはリーグで最高のチームであることを証明したいと考えており、ここまでそれを実証できていると思います」
フェニックスのネイト・ティボッツHC
「第1クォーターは良い立ち上がりでしたが、第2クォーターでは焦りからプレーが雑になってしまいました」
フェニックスのレクシー・ヘルド
「ミネソタは当たりが強く、私たちのオフェンスを簡単にはやらせてくれませんでした」

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