スーパープレーが決まった瞬間に飛び出す決めポーズ――それは選手の個性とチームのカルチャーが凝縮された“もう一つの見どころ”です。
本記事では、NBAでいうステフィン・カリーの“ナイナイ(おやすみ)”、ムトンボの“指ワッグ”のように、WNBA選手が代名詞にしているオリジナル・セレブレーションを5つ厳選してご紹介します。各項目の最後には実際の映像(YouTubeリンク)を添えましたので、ぜひ動きと熱量を体感してください。
1. ケルシー・プラム(ロサンゼルス・スパークス)
Too Small(トゥー・スモール)
2025年5月25日、アンジェル・リースを背負いながらレイアップを沈めた直後、プラムは腰を落として片手で床を指差し「あなたは小さい」とアピール。強気なガッツポーズがSNSで瞬く間に拡散されました。
2. サブリナ・イオネスク(ニューヨーク・リバティ)
肩シミー(Shoulder Shimmy)
深い位置からビッグ3を沈めた後、軽く肩を揺らして観客を煽る“シミー”はイオネスクのトレードマーク。2020年プレシーズンのハーフコート弾でも披露し、ESPNが「Ionescu shimmies after sinking half-court shot」と特集しました。
YouTube ▶ https://www.youtube.com/watch?v=JF8W_M-sars
3. アリケ・オグンボワレ(ダラス・ウィングス)
Ice in My Veins(アイス・イン・マイ・ヴェインズ)
クラッチスリーを決めた直後、腕を斜め下に下げて人さし指で血管を指すポーズ。2018年NCAA決勝の逆転3P以来“勝負強さの象徴”として定着し、WNBA公式も「Oh my, Arike Ogunbowale has ICE IN HER VEINS」と投稿しています。
4. シドニー・コルソン & A’ja Wilson(ラスベガス・エイシーズ)
ベンチダンス(Bench Dance)
試合中、音楽が流れるタイミングでベンチ前に立ち、二人でキレのあるダンスを披露。コーチが振り返ると慌てて着席する“お約束”までセットで動画がバズり、「try to keep it down while turnin’ UP on the bench」というキャプションがファンの間で定着しました。
5. ブリトニー・グライナー(フェニックス・マーキュリー)
パワーフレックス(Flex after Dunk/Block)
圧巻のブロックや豪快なダンクの直後、両腕を曲げて力こぶを誇示する“フレックス”は、208 cmの存在感をさらに際立たせる代名詞。「BG flexes after throwing down dunk」と題した公式ハイライトでも確認できます。
おわりに
コートを舞台に繰り広げられるセレブレーションは、得点以上に選手のキャラクターを映し出す瞬間です。気になるポーズがあったら、リンク先の動画で“生のテンション”をぜひ味わってみてください。お気に入りの選手が見つかったら、次の試合ではその仕草にも注目してみると観戦がもっと楽しくなります!

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