ディジョナイ・キャリントンとマイシャ・ハインズ=アレンが、金曜夜のラスベガス・エーシズ戦を前にダラス・ウィングスの負傷者リストに追加されました。
DallasHoopsJournal.comの情報源によると、ハインズ=アレンは木曜日のラスベガスでの練習に部分的に参加し、キャリントンは完全に参加しました。ハインズ=アレンは右膝の負傷により正式に「出場未定」とリストされています。キャリントンは左肩の負傷により「出場可能性高」とリストされていますが、出場する可能性が高いとみられています。
ダラス(1勝10敗)は金曜夜9時(中部時間)に、ラスベガス(4勝4敗)とミケロブ・ウルトラ・アリーナでコミッショナーズカップの試合を行い、この試合はIONで全国放送されます。
負傷を抱えながらも貢献するキャリントン
キャリントンは水曜日のフェニックス・マーキュリーに対する93-80の敗戦で、肩の負傷を抱えながらもプレーしました。
この試合で11得点、チーム最多の8リバウンド、4アシストを記録しました。彼女は今シーズン、1試合平均26.9分の出場で12.5得点、4.6リバウンド、1.9アシスト、1.2スティールを記録しています。
一方、ハインズ=アレンはウィングスでスターティングロールを継続しており、1試合平均20.5分の出場で6.7得点、5.6リバウンド、3.1アシストを記録しています。
これらの数字は、両選手がウィングスにとって重要な戦力であることを示しています。特にキャリントンは得点とリバウンドの両面でチームを牽引する存在となっており、ハインズ=アレンもバランスの取れた貢献で先発の一角を担っています。
他の負傷者と戦力不足の深刻化
ウィングスは依然として、タイアシャ・ハリス(左膝手術)とティアイラ・マッコーワン(代表チーム義務)を欠いています。マッコーワンはFIBA女子ユーロバスケットでトルコ代表として出場しており、7月上旬にウィングスに復帰する予定です。
この状況により、ウィングスは深刻な戦力不足に直面しています。1勝10敗という成績は、これらの負傷者の影響を如実に表していると言えるでしょう。
ビューカーズの復帰と活躍
ダラスは、4試合の欠場から復帰したルーキーポイントガードのペイジ・ビューカーズに引き続き依存しています。ビューカーズは水曜日のフェニックス戦でキャリアハイの35得点を記録し、チームの希望の光となりました。
ビューカーズの復帰とキャリアハイのパフォーマンスは、ウィングスにとって大きな励みとなっています。彼女のようなゲームチェンジャーの存在は、チームが困難な状況を乗り越える上で不可欠です。
エーシズ戦の重要性と今後の展望
エーシズは直近の試合でロサンゼルス・スパークスに97-89で敗れており、ジャッキー・ヤングがラスベガスを34得点で牽引しました。
金曜夜の試合は、ダラスとラスベガスの今シーズン4回の対戦の最初の試合となります。1勝10敗で苦戦するウィングスにとって、4勝4敗のエーシズ戦は重要な巻き返しの機会となります。
キャリントンとハインズ=アレンの負傷状況は、ウィングスの戦術と戦力配分に大きな影響を与える可能性があります。特にキャリントンが出場できない場合、チームは得点とリバウンドの両面で大きな穴を埋める必要があります。
この試合の結果は、ウィングスの今後のシーズンの方向性を占う上で重要な指標となるでしょう。負傷者の状況を乗り越えて、チームとしての結束力を見せることができるかが注目されます。
引用:YARDBARKER

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