レブロン・ジェームズがまた新たなビジネス展開を見せています。ロサンゼルス・レイカーズは今シーズンプレーオフで早期敗退となりましたが、キング・ジェームズのオフシーズンのビジネス活動は止まることを知りません。

エミー賞受賞番組から生まれたグルーミングライン

金曜日、レブロンはInstagramで大きな発表を行いました。彼のエミー賞受賞のバーバーショップベースのトークショー「The Shop」の名前を冠したメンズグルーミング製品ラインがAmazonで販売開始されたのです。

ジェームズは単なるエンドースメントを超えて、メディアやメンズケア製品などの多様な事業分野に進出しています。スポーツ選手としての枠を大きく超えたビジネス帝国を築き上げているのが現状です。

このグルーミングラインにインスピレーションを与えたトークショーシリーズの共同制作者であるポール・リベラ氏は、このプロジェクトの意図について興味深いコメントを残しています。

「私たちは『The Shop』をバーバーショップ体験への深い愛情と情熱から作り上げました。私たちのショーは、真の地域密着店でしか得られない議論、論争、セラピーのために人々をショップの中に招き入れるようデザインされました。今度は人々に体験の別の側面を提供したいのです」

バーバーショップの本質を商品に込める

レブロンの長年のビジネスパートナーであるマーベリック・カーターも、このメンズグルーミングラインの哲学について語っています。

「バーバーショップは力を与える本物の会話をする場所です。このラインは『The Shop』から見た目も気分も良くなって出てくるという感覚に根ざしています」

この発言からも分かるように、単なる美容製品の販売ではなく、バーバーショップでの体験そのものを商品化しようとする試みだと言えるでしょう。アフリカ系アメリカ人コミュニティにとって特別な意味を持つバーバーショップの文化を、より広い層に伝える役割も果たしそうです。

重要な契約決断も控える

ビジネス面での新展開がある一方で、レブロンはこのオフシーズンにバスケットボール関連でも重要な決断を迫られています。レイカーズとの契約最終年の5,260万ドルのオプトインという大きな選択が待っているのです。

40歳を目前にしたレブロンにとって、コート上でのパフォーマンスとコート外でのビジネス展開のバランスは今後さらに重要になってくるでしょう。メンズグルーミングライン「The Shop」の成功は、彼の引退後を見据えた長期的なビジネス戦略の重要な一歩となりそうです。

キング・ジェームズのビジネスマンとしての手腕にも今後注目が集まりそうです。

引用:YARDBARKER