試合展開
2025年6月14日、ダラス・ウィングスはラスベガス・エーシズのホーム、ミケロブ・ウルトラ・アリーナにて対戦しました。
前半は拮抗した展開となり、ウィングスがアリーケ・オグンボワレらを中心に連続得点を奪って26分時点では互角の戦いでした。
第3クォーター序盤ではウィングスが付きのように22–2のランを成功させ、最大13点差にまで広げました。ドライブやアウトサイドから得点を重ねて、試合の主導権を完全に握ったかに見えました。
しかし、第4クォーターに入るとエーシズが集中力を取り戻します。ジャッキー・ヤングがチームを鼓舞するかのように得点を量産し、ジュエル・ロイドも流れを引き寄せる3ポイントやフリースローなどで着実に点差を詰めました。チームが17–2の猛攻を仕掛け、あっという間に逆転に成功。
最終盤は両チームともファウル寸前の激しい攻防を展開しましたが、エーシズが逃げ切りに成功し、84–88で連敗を止めました。
注目選手とスタッツ
ダラス・ウィングスではアリーケ・オグンボワレが攻撃の要として光り、26得点・4リバウンド・8アシストとチームを牽引しました。
ペイジ・ベッカーズも14得点と安定し、ディジョナイ・キャリントンが15得点・8リバウンドという活躍で粘りを見せました。敗戦の中にも見どころのあるパフォーマンスが随所にありました。
ラスベガス・エーシズではジャッキー・ヤングが28得点と攻撃の中心となり、勝負どころでの決定力も発揮しました。
ジュエル・ロイドが17得点を挙げ、クラッチタイムにおけるシュートとフリースローで試合を決定付ける働きを見せました。チェルシー・グレイも11得点・アシストで堅実なゲームコントロールを続け、エーシズ全体の結束を支える貢献をしています。
試合後のコメント
ダラスは最大13点リードを生かせなかった点が悔やまれます。
連敗が続くなか、特にクォーター終盤での集中力とボール管理が課題として浮上しました。今後は勝負所での判断力と精度、特に終盤の粘りをいかに発揮するかが鍵となります。
ラスベガスは主力のエース不在という逆境を跳ね返し、チーム力の高さを示しました。また、ゴールドマンバ・ロイドの勝負強さが光った大逆転劇でした。

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