試合展開
ゲインブリッジ・フィールドハウスは復帰戦となるクラークの長距離連射で序盤から熱気に包まれました。
第1Qは24―26と互角でしたが、インディアナは第2Qにクラークの4本目の3ポイントを含む29点を積み上げ、53―50で前半を折り返します。
後半立ち上がりはニューヨークが9―0のランで逆転(59―53)。しかしフィーバーは直後にクラークとミッチェルが連続3ポイントを決め、17―0(公式記録では19―0)で一気に突き放し、
第3Q終了時には80―71と二桁差を確保しました。
第4Qにリバティが85―82まで詰め寄ったものの、ここからインディアナは再び外角が爆発し、終盤6分間で14―2。フィーバーがシーズン初の100点ゲームで昨季王者の開幕9連勝を止めました。
注目選手とスタッツ
- ケイトリン・クラーク — 32得点(FG11/19、3P7/12)、8リバウンド、9アシスト。前半25点で流れを呼び込み、キャリア最多タイの7本のスリーを沈めました。
- ケルシー・ミッチェル — 22得点、5アシスト。第3Qのランを牽引したバックコートのもう一枚。
- アリーヤ・ボストン — 10得点11リバウンドのダブルダブルに加え、要所でリムプロテクトを披露。
- レクシー・ハル — セカンドユニットから14得点で流れを継続させました。
- ニューヨークは サブリナ が34得点、スチュワートが24得点5リバウンドと奮闘しましたが、チーム3Pは6/29(20.7%)に沈みました。
試合後のコメント
クラークは、
「映像で学んだことをすぐコートで試せた。ファンの声援が背中を押してくれた」
と復帰戦の手応えを語りました。
クリスティー・サイドHCは、
「外角に偏らず切り込むバランスが勝因。ディフェンスのスイッチも狙い通り」
と選手の遂行力を称賛しています。
対するサンディ・ブロンドーHCは、
「切り替えの遅れとファウル管理の甘さがすべて。学びとして次戦へ活かす」
と課題を列挙。スチュワートは、
「連勝が止まる時はいずれ来る。大事なのはここからの修正」と前向きに締めくくりました。

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