元NBA選手による厳しい評価
元NBA選手のケンドリック・パーキンスが、ケビン・デュラントについて厳しい評価を下しています。パーキンスは、
「ケビン・デュラントは、優勝を目指すという点において、もはや針を動かす存在ではないというのが私の意見です。これは私が作り話をしているわけではなく、事実です」
と断言しています。
パーキンスは、デュラントが近年所属したチームでの結果を具体例として挙げています。
「彼は針を動かしていません。ブルックリン・ネッツでは、ケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデン、カイリー・アービングのビッグスリーでNBA史上最大の失敗の一つとなりました。フェニックス・サンズに移っても、また別のビッグスリーで失敗し、フランク・ボーゲルとマイク・ブデンホルツァーという2人のチャンピオンシップ経験のあるコーチを解雇に追い込みました」
トレード検討チームへの警告
パーキンスは、デュラント獲得を検討している潜在的なチームに対して警告を発しています。
「明らかに、報道によるとドラフト前またはドラフト当日にトレードされるでしょう。ケビン・デュラント獲得を実際に検討している各チームに、慎重にアプローチするよう伝えたい」
と述べています。
現在、ミネソタ・ティンバーウルブズとマイアミ・ヒートがデュラントの最も有力な移籍先として挙げられており、サンアントニオ・スパーズ、ヒューストン・ロケッツ、さらにはLAクリッパーズとトロント・ラプターズも様々な程度の関心を示していると報じられています。
デュラントのトレード市場動向
フェニックス・サンズは、デュラントのトレードの見返りとして質の高いドラフト指名権を獲得することを希望しており、現在は29位と52位のピックしか保有していない状況で、ドラフト指名権獲得を見込んでドラフト候補選手の調査を行っています。
業界関係者によると、テキサス州のスパーズやロケッツでのプレーは、デュラント本人にとって非常に魅力的だと広く推測されています。
しかし、パーキンスの厳しい評価は、35歳のスーパースターが優勝争いにどれほど貢献できるかという疑問を投げかけています。

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