シカゴ・スカイは現地6月15日(日本時間16日)にモヒガン・サン・アリーナでコネチカット・サンと対戦し、78-66で勝利いたしました。
序盤はサンが開始早々に8-0のランを決めて流れをつかみ、マブリーの3ポイントやチャールズのドライブで16-14と第1クォーターを先行します。
その後は互いに一進一退の攻防が続き、前半終了時点でスカイが38-36とわずかにリードを奪いました。第3クォーターも5点差のまま推移しましたが、第4クォーター開始直後の8-2のスパートでスカイが二桁差に到達。リースが味方の得点を次々と演出し、残り7分台で67-56とリードを広げると、そのまま主導権を渡さず逃げ切りました。
注目選手とスタッツ
スカイはルーキーのアンジェル・リースが11得点・13リバウンド・11アシストのトリプルダブルを記録し、20歳での達成はWNBA史上2番目の若さとなりました。
ベンチから出場したヘイリー・ヴァンリスはキャリアハイの16得点を挙げて流れを加速し、スカイのセカンドユニットはサンのベンチを36-2と圧倒しました。スターターではキア・ナースが11得点、アリエル・アトキンスとカミラ・カルドーソがそれぞれ10点台で続き、後半のオフェンスに厚みを与えました。
一方のサンはマリナ・マブリーが5本の3ポイントを含む22得点で気を吐き、ティナ・チャールズが19得点・6リバウンド、ルーキーのジェイシー・シェルドンが12得点をマークしましたが、チーム全体では第4クォーターわずか12得点と失速しました。
試合後のコメント
試合後、スカイのテレサ・ウェザースプーン・ヘッドコーチは、
「リースの視野とリバウンドが攻撃の起点になった。若いチームだが、4Qで主導権を握れたことは大きな自信になる」
と手応えを語りました。リース自身も、
「リバウンドから走るのが自分の役割。トリプルダブルはチームメイトのおかげ」と謙虚に振り返り、ヴァンリスについては、
「彼女の得点力があったからスペースが生まれた」
と称賛しました。
敗れたサンのラシッド・メジアン監督は、
「守備の継続性を欠き、リースにスペースを与え過ぎた」
と反省を口にし、マブリーは「後半のオフェンス停滞とトランジションディフェンスを立て直さないと上位とは戦えない」と次戦へ課題を掲げています。ctinsider.com

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