試合 WNBAファンブログ 

イオネスク34得点――終盤の26-13スパートでリバティが逆転勝利、ドリームを86-81で下す

試合展開

バークレイズ・センターで行われた一戦はリバティが24-20と先行して第1クォーターを終えました。

ところが第2クォーターはドリームがリズムをつかみ、ホワードのスリーポイントやグレイの連続ドライブで23-16。前半終了時点で43-40とアトランタが逆転します。第3クォーターもドリームが25-20と攻勢を続け、最大11点差まで広げましたが、ここからゲームが一変しました。

最終クォーター、サブリナ・イオネスクがトップからの3本を含む12得点で一気に流れを引き寄せ、ブリアナ・スチュワートのアンドワンとジョンケル・ジョーンズのリバウンドで畳みかけます。

終盤2分で8-0のランを決めたリバティが26-13と圧倒し、最終スコア86-81で逆転勝利を収めました。

注目選手とスタッツ

  • サブリナ・イオネスク:34得点7リバウンド5アシスト(FG 12/20、3P 6/9)。第4Qだけで12得点を挙げ、逆転劇の主役となりました。
  • ブリアナ・スチュワート:23得点6リバウンド。要所でフリースローを沈めてリードを広げました。
  • ジョンケル・ジョーンズ:10得点10リバウンドのダブルダブルで制空権を掌握。
  • アトランタ側のハイライトはテヒナ・パオパオの16得点(3P 4/6)、アリシャ・グレイの14得点、ライアン・ホワードの13得点9アシスト3スティール3ブロックでしたが、第4Qの失速が響きました。

リバウンドでリバティが39-32と上回り、ターンオーバーによる失点もわずか6点に抑えたことで、終盤の猛追を支える形となりました。

試合後のコメント

イオネスクは、
「最後までシュートを打ち続ける自信があった。ディフェンスで締め直したことが逆転につながった」と振り返り、スチュワートは、
「リバウンドとペースを上げることを意識した」
と手応えを語りました。サンディ・ブロンデロHCは「第4クォーターの集中力こそ今季求めている姿」とチームの成熟を強調。

一方、タナイア・ライトHCは、
「リードを守り切るゲームマネジメントを学ばなければならない」
と課題を挙げています。

まとめ

第4クォーターで試合をひっくり返したリバティは今季8勝3敗とし、東地区首位をキープ。

イオネスクとスチュワートという二枚看板にジョーンズのインサイドも噛み合い、クラッチタイムの勝負強さが際立ちます。ドリームは4勝7敗となり、ホワードとグレイの得点力は健在ながら、終盤の失速をどう修正するかが今後の焦点です。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です