試合展開
立ち上がりは互いにロースコアで推移し、第1クォーターをリバティが17-15で先行しました。第2クォーターに入るとマーキュリーが26-21と盛り返し、ハーフタイムを41-38と逆転して折り返します。
後半開始直後、リバティはスチュワートの連続得点で第三クォーターを27-23と取り返し、65-64と僅差で最終クォーターへ。しかし第4クォーターでマーキュリーが25-16の猛攻を見せ、残り2分からアコア・マカニのフローターとウィットコムのスリーで二桁差に到達。最後はトーマスがフリースローで試合を締め、敵地で89-81の勝利を収めました。
注目選手とスタッツ
- モニーク・アコア・マカニ:21得点(8/12 FG、5/5 FT)6アシスト1リバウンド。要所でミスマッチを突き、キャリア最多得点を更新しました。
- アリッサ・トーマス:18得点15リバウンド7アシスト2スティール。リム周辺のフィジカルと展開力で攻守を掌握しました。
- サミ・ウィットコム:16得点5リバウンド5アシスト。第4クォーター残り1分半のコーナースリーが勝負を決定づけました。
- サトゥ・サバリー:15得点9リバウンド。フリースロー7/9と高確率で加点し、リードを維持しました。
- ブリアナ・スチュワート(リバティ):35得点3リバウンド3スティール。終始オフェンスを牽引しながらも、終盤はダブルチームに苦しみました。
- サブリナ・イオネスク:16得点6リバウンド6アシスト。3ポイント1/10と精度を欠いたものの、ドライブとフリースローで食い下がりました。
- ナターシャ・クラウド:8得点10アシスト。ゲームメークでスチュワートの35点を支援。
リバティはジョンケル・ジョーンズが右足首を再負傷して前半で離脱し、後半のインサイド守備に影響が出ました。
試合後のコメント
マーキュリーのネイト・ティビッツHCは、
「第4クォーターで守備のギアをもう一段上げたことが全て」と振り返り、トーマスも「リバウンドを制したことで速攻につなげられた」と手応えを語りました。
一方リバティのサンディ・ブロンデロHCは、
「終盤のターンオーバーとジョーンズ不在のサイズミスマッチが痛かった」
と課題を指摘。スチュワートは「負けから学ぶものは大きい。再戦に向け修正する」と前向きにコメントしています。

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