2025年WNBAシーズンで大きく苦戦しているダラス・ウィングスが、金曜日のコネチカット・サン戦で貴重な勝利を挙げました。ペイジ・ブッカーズとアリケ・オグンボワレがバックコートを率いているにもかかわらず、ウィングスは試合前まで2勝11敗でリーグ最下位の成績でした。
念願のシーズン3勝目と初の連勝
幸い、同じく下位チームのコネチカット・サン相手に、ウィングスは3勝目を挙げることができました。それだけでなく、前戦でゴールデンステート・ヴァルキリーズを破っており、初の連勝も達成しました。
ブッカーズはウィングスを牽引し、21得点、2リバウンド、7アシスト、2スティールを記録しました。36分間の出場で16本中7本のシュートを決め、ダラスを僅差の86-83勝利に導きました。
サンではティナ・チャールズが26得点を挙げましたが、それほど支援を得られず、ジェイシー・シェルダンとアニーサ・モローがそれぞれ10得点で次点の得点者となりました。
ルーキーのアジア・ジェームスがプレイヤー・オブ・ザ・ゲームに
勝利後、ウィングスは当然のようにプレイヤー・オブ・ザ・ゲームを発表しました。興味深いことに、この栄誉を獲得したのはブッカーズではありませんでした。代わりに、ルーキーガードのアジア・ジェームスがその栄誉を獲得したのです。
ジェームスは効率的な7本中5本のシュートで17得点を記録し、5リバウンド、5アシストを追加しました。
「キャリアハイの17得点で、アジア・ジェームスが@childrensプレイヤー・オブ・ザ・ゲームです!」とウィングスは、22歳の選手の試合統計を示した編集画像とともに投稿しました。
この試合前まで平均2.9得点だったアジア・ジェームスに対して、ファンたちは自然と盛り上がりを見せました。
「ザザ・ネーション、我々の時代だ」とあるコメンテーターが書きました。別の人は「彼女にとって最高ね!」とシェアしました。
あるファンは「ザザを誇りに思う」と付け加え、別のフォロワーは「これを見るのが好き。彼女が自分のプレーをするのを見るのが好き!」と述べました。
熱狂的なサポーターは「ザザはここに留まる」とシェアしました。
ジェームスの背景と期待
ジェームスは2025年WNBAドラフトでウィングスから全体12位指名を受けました。プロに跳躍する前は、NC州立大学ウルフパックで4年間プレーしていました。
この突出したパフォーマンスは、これまで限られた機会しか与えられていなかったルーキーにとって、大きな自信となるでしょう。平均2.9得点から一気にキャリアハイの17得点へと飛躍したことは、彼女の潜在能力を示すものです。
ウィングスにとって、若手選手の成長は今シーズンの数少ない明るい材料の一つです。チーム全体が苦戦する中で、ジェームスのようなルーキーが輝きを見せることは、将来への希望をもたらしています。
ブッカーズが安定した得点とプレーメイキングを提供し、オグンボワレがベテランのリーダーシップを発揮する中で、ジェームスが第3の選択肢として成長することができれば、ウィングスの攻撃はより多様で予測困難なものになる可能性があります。
この勝利と初の連勝、そしてジェームスの爆発的パフォーマンスが、苦戦するウィングスにとってシーズン後半に向けた転機となることを期待したいところです。NC州立大学での4年間の経験を活かし、WNBAレベルでも継続的に貢献できる選手へと成長していくことが注目されます。
引用:YARDBARKER

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