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ウィリアムズが後半に20点中18点を集中砲火──ミネソタが46-23の猛反撃でラスベガスを76-62で撃破

試合展開

ミネソタのホーム、ターゲット・センターで行われた一戦は、ウィルソンを欠くラスベガスが第2クォーター途中まで最大14点をリードしました。ハーフタイム時点でスコアは39-30。ところが後半に入るとゲームの流れが一変します。ミネソタはコートニー・ウィリアムズのトランジションスリーを皮切りに守備のギアを上げ、3Qを26-13と圧倒して一気に逆転。4Qは開始3分でウィリアムズの連続プルアップとダイヤモンド・ミラーの速攻で2桁差を付け、そのまま試合を締めました。後半だけで46-23というスコアは、ウィリアムズの高効率オフェンスとスミスを中心としたリムプロテクションが呼び込んだものです。

注目選手とスタッツ

  • コートニー・ウィリアムズ:20得点5アシスト4リバウンド3スティール2ブロック。後半に18得点を稼ぎ、逆転劇の中心となりました。
  • アランナ・スミス:10得点13リバウンド2ブロック。ゴール下を支配し、セカンドチャンスを許しませんでした。
  • ナティーシャ・ハイデマン:12得点6リバウンド3アシスト。ベンチからテンポを上げてオフェンスを活性化。
  • ダイヤモンド・ミラー:12得点(FG 4/5、3P 2/2)。4Qの速攻とコーナースリーで突き放しに貢献。
  • ラスベガス側ではジュエル・ロイドが12得点、ティファニー・ミッチェルが10得点と序盤を牽引しましたが、後半はフィールドゴールが35%を下回り失速しました。

ミネソタはリバウンドで40-34と優位に立ち、ターンオーバーを10本に抑制。ペイント内得点も40-22と大差を付けており、後半の守備強度がスタッツに如実に表れています。

試合後のコメント

ウィリアムズは「ディフェンスで相手のリズムを切ったことが、走る展開と自分たちのシュートタッチに直結した」と逆転の要因を説明。シェリル・リーブHCも「ハーフタイムに“次の10分で試合をひっくり返す”と話したが、選手たちが計画以上の答えを示してくれた」と称賛しました。一方、ラスベガスのベッキー・ハモンHCは「後半のボールムーブとターンオーバー管理が課題。ウィルソン不在を言い訳にはできない」と語り、立て直しを誓っています。

76-62で快勝したミネソタはシーズン12勝1敗とし、コリヤーを負傷で欠きながらも層の厚さを証明しました。ラスベガスは5勝8敗で3連敗。終盤のクロージングとリバウンド面の修正が急務となりそうです。

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