試合展開
フェニックスは第1クォーター開始からサトゥ・サバリーのコーナースリーを皮切りに一気に走り、31-18とダブルスコア近いリードを奪いました。第2クォーターもサミ・ウィットコムが5本のスリーを沈め、ハーフタイムには58-43と15点差。後半に入っても勢いは止まらず、第3クォーターは34-15とさらに突き放して最多36点差までリードを広げます。第4クォーターこそシカゴに28-15と取り返されましたが、終始主導権を渡さず107-86で快勝しました。
注目選手とスタッツ
- サミ・ウィットコム:17得点(3P 5/10)。第2Qだけで15点を稼ぎ、球団新記録となる17本目のスリーへ流れを作りました。
- カーラ・コッパー:16得点4リバウンド3アシスト。ドライブとトランジションで常にゴールに圧力を掛けました。
- サトゥ・サバリー:15得点(FG 5/7)、フリースロー3/3。高さと機動力の両面でミスマッチを突きました。
- キティヤ・ラクサ/カラニ・ブラウン:ともに11得点。ブラウンは残り25秒にキャリア2本目となる3Pを決め、記録更新に花を添えました。
- アリッサ・トーマス:11得点8アシスト。ハイポストからの配球で25アシストを演出する潤滑油に。
- シカゴ側ハイライトはカミラ・カルドーソとミカエラ・オニエウェレが17得点ずつ、アリエル・アトキンスが13得点。アンジェル・リースは9得点2リバウンドにとどまりました。
チーム全体ではフェニックスが3P成功率48.6%(17/35)、フィールドゴール51.5%と高精度。リバウンドでも34-22と上回り、セカンドチャンスから12点を追加しました。シカゴは21ターンオーバーで32失点を喫し、第3クォーターの失速が最後まで響きました。
試合後のコメント
ウィットコムは「ボールがよく動き、全員が自信を持って打ち続けた結果が記録につながった」と手応えを語り、ネイト・ティビッツHCも「25アシストが示すように、シェアの意識が今日の勝因」と強調しました。一方、タイラー・マーシュHCは「ペリメーターディフェンスとターンオーバーが想定以上に痛かった。学びを次戦に生かしたい」と課題を挙げています。

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