試合展開
ゲームはシアトルのホーム、クライメイト・プレッジ・アリーナで開催されました。序盤はリバティがブリアナ・スチュワートのドライブとミドルで先行しましたが、ストームはネカ・オグミケの連続レイアップで第1クォーターを22-21とわずかにリードします。第2クォーターはスカイラー・ディギンズがプルアップとファストブレイクを立て続けに決め、ハーフタイムを45-40とストーム優位で折り返しました。後半はリバティがマリーン・ジョハネスの3ポイントで一時逆転に成功するものの、終盤にオグミケがハイポストからフェイダウェイ、ディギンズが左45度からスリーを沈めて再逆転。第4クォーター残り1分18秒、ガビー・ウィリアムズのスティールからの速攻で点差を二桁に広げ、ストームが89-79で逃げ切りました。
注目選手とスタッツ
- ネカ・オグミケ:26得点 7リバウンド 2スティール(FG 12/17)。ペイントでの高確率フィニッシュとクラッチタイムのフェイダウェイが光りました。
- スカイラー・ディギンズ:20得点 6アシスト 4リバウンド。第2・4クォーターのプルアップでリズムを作り、ゲームを通じてボールプッシュを担いました。
- ガビー・ウィリアムズ:18得点 8リバウンド 4スティール。終盤のディフェンス強度が勝敗を分ける要因となりました。
- ブリアナ・スチュワート:18得点 9リバウンド 7アシスト。ダブルチームを引き付けながらマルチに貢献しましたが、ターンオーバーは5本。
- マリーン・ジョハネス:17得点(3P 4/7)。第3クォーターの3連続スリーで一時逆転の原動力となりました。
- レベッカ・ガードナー:12得点 6リバウンド。欠場のサブリナ・イオネスクの穴を埋め先発で奮闘しました。
ストームはフィールドゴール46.5%、3ポイント41.7%(10/24)と高効率を維持。リバウンドでは34-33とほぼ互角ながら、ターンオーバーを11本に抑えたことが勝因となりました。一方のリバティは今季最多の21ターンオーバーが失点へ直結しています。
試合後のコメント
オグミケは試合後、「第4クォーターで守備を締め、リバウンドに全員で絡めたことが大きかったです」と振り返りました。ディギンズは「テンポを落とさずに攻め続けた結果、外角とペイントのバランスが取れました」と手応えを語っています。ノエル・クインHCは「終盤のターンオーバー誘発とトランジションが理想的だった」とチームを称賛しました。サンディ・ブロンデロHCは「21ターンオーバーでは勝てない。欠場者がいても基本を徹底する必要がある」と課題を挙げ、スチュワートも「学びは多い。次戦へ修正する」と前向きな姿勢を示しました。

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