試合展開
アーリントンのカレッジ・パーク・センターで行われた一戦は、ウィングスが立ち上がりから守備の圧力を強めてリズムをつかみ、第1クォーターを19-10で先取しました。ドリームは第2クォーターに3本のスリーを決めて一時1点差まで迫りましたが、後半開始直後にウィングスが9-0のランを作り再び二桁リードへ。第4クォーターはペイジ・ブッカーズのジャンパーやアリケ・オグンボワレのドライブで主導権を保持し、ドリームを終始二桁近いビハインドに留めたまま68-55で試合を締めくくりました。
注目選手とスタッツ
- アリケ・オグンボワレ:21得点4アシスト2スティール。要所でドライブとミドルを沈め、第1・3クォーターだけで15得点を挙げました。
- ペイジ・ブッカーズ:12得点4リバウンド3アシスト。12試合連続二桁得点を継続し、第3クォーターの9-0ランを牽引。
- アジア・ジェームズ:11得点3スティール。第4クォーター序盤の連続速攻でドリームの勢いを抑えました。
- リー・ユエル:10得点15リバウンドのダブルダブルでセカンドチャンスを量産。
- ライアン・ホワード(アトランタ):23得点で通算2,000点を突破。外角が不調の中でも切れ味あるドライブで加点しました。
- アリシャ・グレイ:13得点5リバウンド。第2クォーターの追い上げに貢献するも後半はタイトなマークに苦しみました。
チーム全体ではダラスがリバウンド44-35で優位に立ち、ペイント内得点を38-26と上回りました。一方ドリームは3ポイント成功率21%(7/34)にとどまり、特に第1クォーターは0/11と出遅れが響きました。
試合後のコメント
オグンボワレは「守備で相手にリズムを渡さなかったことが攻撃の余裕につながりました」と振り返り、ブッカーズは「走るタイミングとスペーシングを徹底できた」と手応えを語りました。ラトリナ・ダニエルズHCは「リバウンドとボールプレッシャーが機能し、40分間エナジーを保てた」と選手を称賛。対するタナイア・ライトHCは「出だしのシュートタッチが上がらず、ペイントを攻め切れなかった」と課題を口にしています。

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