2024年WNBAドラフトの上位2人が注目の対戦を迎えます。木曜日夜、インディアナ・フィーバーがホームでロサンゼルス・スパークスを迎えますが、片方は深刻な不調に、もう片方は怪我で欠場という対照的な状況です。
フィーバーのスター選手ケイトリン・クラークは平均18.2得点を記録していますが、3ポイントシュートで13連続ミスという深刻な不調に陥っています。火曜日のシアトル戦では自己最少の6得点に終わり、66分以上のプレー時間で3ポイントを1本も決められていません。
一方、昨年の全体2位指名キャメロン・ブリンクは、2024年に負ったACL断裂から回復中で、今シーズンまだスパークスでプレーしていない状況です。
チームメイトは楽観視
インディアナでは、まだクラークを心配する声は聞こえません。彼女は1試合平均8.9アシストでWNBAトップタイに位置しており、ゲームメイク面では依然として重要な役割を果たしています。
「彼女は大丈夫です」と火曜日にレクシー・ハルがクラークのシュート不調について語りました。「これはどのチーム、どの選手にも起こることです」
実際、火曜日のストーム戦94-86勝利では、フィーバーは今シーズン最も完成度の高いパフォーマンスの一つを見せました。アリヤ・ボストンがキャリアハイの31得点を爆発させるハイライトもありました。
ステファニー・ホワイトHCは「彼女(クラーク)は常にバランスが取れていました。彼女は私たちのファシリテートを非常にうまくやってくれるので、時には得点者になる機会を逃していると思います。適切な判断をして正しい選手を見つけることができていました。効率的で機会を求めてハッスルしており、私たちも彼女にタイムリーにボールを渡せていました」と評価しています。
スパークスの課題
一方のスパークス(4勝11敗)は4連敗中で、火曜日夜のシカゴ戦では11点差で期待を裏切る敗戦を喫しました。第4クォーター開始時点で2点リードしていたにもかかわらず、最終第4クォーターで17-30と大きく失点して逆転負けを喫しました。
「第4クォーターでストップを取れるようにならなければなりません」と初年度のリン・ロバーツHCは語りました。「そしてオフェンス面でも、うまくいっていたことから離れてしまい、1対1に頼りすぎました。それを修正し、システムとお互いを信頼して、終盤に良いシュートを確実に打てるようにしなければなりません」
ケルシー・プラムが1試合平均20.4得点、5.4アシストでチームをリードしていますが、スパークスは1試合平均87.3失点でWNBA3位という守備の脆さが課題となっています。
ロースター変更とブリンクの状況
フィーバーは水曜日、6度のWNBAオールスター選手デワナ・ボナーを解雇するというロースター関連のニュースを発表しました。ボナーは個人的な事情でチームを離れる前に9試合に出場していました。フィーバーはガードのアーリ・マクドナルドと再契約しています。
ブリンクに関する最新情報では、今月初めにノンコンタクトドリルを開始しており、7月17日から始まるオールスターブレイク前の復帰を目指すタイムラインに乗っているとされています。
昨シーズンの対戦成績では、フィーバーがスパークスとの3試合中2試合で勝利しています。クラークの3ポイント不調がいつまで続くのか、そして彼女がホームコートでリズムを取り戻せるかが今夜の注目ポイントとなります。
引用:YARDBARKER

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