ロサンゼルス・レイカーズのロブ・ペリンカGMが、フリーエージェンシー開始を前に重大な発言をしました。ロスター強化への強い意気込みを示し、「超積極的」にトレード市場とフリーエージェント市場で動くと宣言したのです。
レイカーズにとって最重要課題は、8月にルカ・ドンチッチと契約延長を結ぶことです。しかし、そのためにはまず優勝を狙える戦力を整える必要があります。スロベニア出身のスーパースターに契約にサインしてもらうためには、説得力のあるロスター構築が不可欠なのです。
センターポジション獲得が最優先課題
ペリンカGMは、センターポジションの補強が最優先事項であることを明言しました。「ドラフトが終わった今、フリーエージェンシーに向けて上層部で深い話し合いを重ねています。シーズン終了時にも言いましたが、センターポジションへの対応が必要なことは分かっており、フリーエージェンシー期間の明確な焦点の一つになります」
さらに、「すぐそこに迫っているので、ハードワークを積み重ね、JJ(レドニック新ヘッドコーチ)が来シーズンにチームを素晴らしいものにするために必要なツールを確実に揃えたいと思います」と続けました。
フリーエージェンシーでの限られた資金力を考慮し、トレード市場でも積極的に動く方針を示しています。「超積極的です。あらゆる可能性を探り、労使協定が与えてくれるリソースを最大限活用します。それが我々のやるべきことです」
ミッドレベル例外の有効活用
レイカーズはフリーエージェンシーでミッドレベル例外を使用できる見込みで、既にクリント・カペラやブルック・ロペスといったセンターとの関連が報じられています。
しかし、フロントコートでより長期的な解決策を求めるなら、トレード市場を検討する必要があるかもしれません。また、ウィングポジションでの深さを求めているとも報じられており、ペリンカGMのオフシーズンのやることリストはまだまだ長そうです。
活発な移籍市場を予想通り的中
今オフシーズンのNBAは既に活発なスタートを切っており、ケビン・デュラント、ジュー・ホリデー、クリスタプス・ポルジンギス、デズモンド・ベイン、アンファニー・サイモンズ、ジェイレン・グリーン、ディロン・ブルックス、ケンタビアス・コールドウェル・ポープといった選手たちがトレードされています。
これは、オフシーズン開始時にペリンカGMが予想していた通りの展開です。ただし、現時点でレイカーズはドラフト2巡目での順位上昇以外、大きな動きを見せていません。
しかし、ペリンカGMの「超積極的」宣言が現実となれば、レイカーズファンにとって期待できるオフシーズンになりそうです。ドンチッチの残留と優勝を目指すチーム作りが、果たして成功するのでしょうか。
引用:LAKERSNATION

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