デズモンド・ベイン NBA WNBAファンブログ

【大胆予想】オーランド・マジックが突然の優勝候補浮上!デズモンド・ベイン獲得で東カンファレンス勢力図激変

NBAで滅多に話題の中心になることのないオーランド・マジックが、来シーズンに最も大きなインパクトを与える可能性のある動きを見せました。ケビン・デュラントの移籍やヤニス・アデトクンボの去就に注目が集まる中、マジックは静かに「優勝を狙う」姿勢を明確に示したのです。

6月15日、メンフィス・グリズリーズからデズモンド・ベインを獲得したトレードは、オーランドにとって久しぶりの「勝負に出る」動きでした。ケンタビアス・コールドウェル・ポープ、コール・アンソニー、4つの無条件1巡目指名権、そして1巡目指名権交換権という大きな代償を払いましたが、マジックはベインこそが東カンファレンスで戦うために必要なピースだと確信しています。

ベインがもたらす決定的な変化

マジック球団社長のジェフ・ウェルトマンは「5年間のNBAキャリアで、デズモンドはリーグ屈指のガードとしての地位を確立しました。彼のシューティング、バスケットボールIQ、そして幅広いスキルセットが、我々のチームを次のステップへ押し上げてくれるでしょう」と期待を込めて語りました。

2020年ドラフト1巡目指名以来、ベインは313試合中261試合でスターターを務めた経験豊富な選手です。特に注目すべきは、マジックが深刻に欠いていた3ポイントシューティング能力です。昨シーズン、ベインはキャリア最高の48.4%のフィールドゴール成功率と39.2%の3ポイント成功率を記録しました。

一方、マジックは昨シーズン、3ポイント成功率31.8%でリーグ最下位という厳しい現実に直面していました。ベインのキャリア通算47.2%のフィールドゴール成功率と41%の3ポイント成功率は、まさにチームが求めていた能力です。さらに、2020年以降800本以上の3ポイントを決めた3人の選手の一人でもあります。

東カンファレンスの勢力図大変動

ベインの獲得が特に意味を持つのは、東カンファレンスの競争環境が大きく変化しているからです。通常の優勝候補たちが軒並み弱体化している今こそ、マジックにとって絶好のチャンスなのです。

NBAファイナル第7戦でアキレス腱断裂を負ったタイリース・ハリバートンの離脱により、インディアナ・ペイサーズは後退を余儀なくされています。ボストン・セルティックスは、ジェイソン・テイタムの同様の負傷による1年間の離脱により、オフシーズン中にサラリー削減に追われています。同じくアキレス腱の怪我でデイミアン・リラードがシーズンを欠場することが決定し、ミルウォーキー・バックスではアデトクンボの将来について噂が飛び交っています。

主力選手の負傷以外でも、ニューヨーク・ニックスは25年ぶりの好シーズンを送ったにもかかわらずトム・シボドー監督を解雇して混乱状態にあり、クリーブランド・キャバリアーズはプレーオフでの脆さが露呈し、フィラデルフィア・76ersはジョエル・エンビードにどれだけ頼れるか不透明な状況です。

15年ぶりの真の優勝争い参戦

41勝41敗のシーズンを経て、この計算されたリスクは理にかなっています。ドワイト・ハワードをトレードして以来、15年間にわたって真の優勝候補となれずにいたフランチャイズにとって、これは歴史的な転換点となる可能性があります。

デトロイトなど他にも上昇気流に乗るチームはありますが、マジックには十分な理由があります。過去11年間でプレーオフにわずか2回しか出場できなかった後、2年連続でプレーオフ進出を果たしたチームが、次のステップを踏み出すのに必要な経験と勢いを持っているのです。

東カンファレンスの扉がこれほど開かれているのは久しぶりのことです。マジックがその扉を通り抜けることができるかどうか、来シーズンが楽しみです。

引用:YARDBARKER

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です