試合展開
第1クォーターはワシントンが速いパス回しから外角を次々に沈め、29-25で先行します。第2クォーターもソニア・シトロンの連続3ポイントで流れを保ち、ハーフタイムは53-44と9点リード。後半立ち上がりに9-0のランを決めて最大22点差まで突き放しましたが、第4クォーター序盤、ラスベガスがエイジャ・ウィルソンのポストアップとジャッキー・ヤングの速攻で一気に詰め寄り、残り7分に79-70と一桁差に。しかしワシントンはここでスガー・サットンとルーシー・オルセンの連続3ポイントで再び二桁に戻し、そのまま逃げ切りました。
注目選手とスタッツ
- ソニア・シトロン:21得点(7/13 FG、3/5 3P)、7リバウンド。要所で外角を決めて試合の主導権を渡しませんでした。
- スガー・サットン:17得点5アシスト。ハンドラーとして試合を落ち着かせ、クラッチでも得点。
- ルーシー・オルセン:ベンチから14得点(3/7 3P)。第4Qの2本の3ポイントが決定打となりました。
- シャキーラ・オースティン:13得点13リバウンド。リム周辺でのフィニッシュと守備で奮闘。
- エイジャ・ウィルソン:22得点5リバウンド4ブロック。後半の追撃を牽引しましたが及ばず。
- チェルシー・グレイ:13得点8アシスト。ゲームメークで光るも、3ポイントが1/3にとどまりました。
試合後のコメント
- シトロン「故障者が多い状況でも、全員がステップアップできました。チームのために自分がやるべきことをやっただけです」
- サットン「相手のランが来ても慌てずにボールをシェアできたのが勝因です。リバウンドと守備に感謝しています」
- ウィルソン「ビハインドを追い上げられたのは収穫ですが、立ち上がりで受け身になったぶん跳ね返ってきました。修正して次に備えます」
延べ3人の主力を欠きながらも、ミスティックスは3試合連続で90点超えと好調を維持。外角52.6%、ターンオーバー9本という効率的なバスケットでウェスト覇者を退け、イースト中位戦線で勢いを付けました。一方のエイシズは守備のギアが上がるのが遅れ、3ポイントは26.1%に沈黙。ホームで痛い黒星を喫し、浮上のきっかけを掴み損ねています。

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