今日のアメリカン・エアラインズ・センターで行われたインディアナ・フィーバー対ダラス・ウィングス戦で、とんでもないシーンが生まれました。ペイジ・ブッカーズが決めたロゴからの31フィート・ブザービーターが、SNSで大きな話題となっています。
この試合は本来、ブッカーズ対ケイトリン・クラークの初対戦として注目されていましたが、クラークは鼠蹊部の怪我で2試合連続欠場となりました。それでもフィーバーは好調なスタートを切り、前半終了まで10秒を切った時点で56-40とリードし、ボールポゼッションも握っていました。
スティールからの超ロングシュート
しかし、ここでドラマが起こります。レクシー・ハルの悪いパスをブッカーズがインターセプトし、コートを一気に駆け上がりました。残り時間はわずか1秒余り。そんな状況で、ブッカーズは「ロゴから」31フィートの走りながらの3ポイントシュートを放ち、見事にブザーと同時に沈めたのです。
この劇的なシュートにより、フィーバーのリードは13点差まで縮まりました。WNBAの公式アカウントも即座に反応し、「スティールを確保。ロゴから打つ。決まった!ペイジ・ブッカーズはタフだ。ダラスがハーフタイム前に差を13点まで縮めた!」と興奮気味に投稿しています。
ファンの反応も大盛り上がり
このプレーに対するファンの反応も様々でした。「オーラがすごい」「ペイジとCCの対戦にはもっと注目が必要。CCが出場していないのが残念」「まったくエキサイティングじゃない選手だね。少なくともシュートは決められる(皮肉)」といったコメントが寄せられています。
また、「こういうシュートが流れを変える。これまでフィーバーペースだった。後半も持ちこたえてほしい」「ペイジの素晴らしいシュートだけど、あの場面でボールを失ったレクシーの判断は良くなかった」といった戦術的な分析も見られました。
復帰後に見せる好調ぶり
ブッカーズとウィングスは今シーズン苦戦しており、最初の16試合で4勝12敗という厳しいスタートを切っています。しかし、ブッカーズが怪我・体調不良から復帰した後の4試合では3勝を挙げており、調子を上げてきている様子がうかがえます。
この劇的なブザービーターは、ブッカーズの持つ特別な才能を改めて印象付けるプレーとなりました。クラークとの初対戦は次回に持ち越しとなりましたが、今回のようなスーパープレーが見られるなら、その時の注目度はさらに高まりそうです。

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