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サトゥ・サバリー25点&3P18本爆撃でマーキュリー、リバティを粉砕

試合展開

フェニックスは開始5分で4本の3ポイントを沈める猛攻を見せ、第1クォーターを28-19で先行。第2Qもサバリーとサミ・ウィットコムが外角を連発し、前半だけで11本の3ポイントを決めて61-43とリードを広げます。ニューヨークは後半、ブリアナ・スチュワートがミドルとポストアップで反撃し、第3Q残り2分には点差を一時11点まで縮めました。

しかしマーキュリーはアリッサ・トーマスのドライブとキティヤ・ラクサの連続3ポイントで流れを断ち切り、第4Q開始早々に再び20点差。終盤はベンチメンバーに守備を徹底させ、そのまま逃げ切りました。

注目選手とスタッツ

  • サトゥ・サバリー:25得点(3P 7/10)6リバウンド。コーナーとトップから高確率で沈め、試合を通じて+26。
  • アリッサ・トーマス:17得点15アシスト9リバウンドの準トリプルダブル。ハーフコートでも速攻でも起点となりました。
  • サミ・ウィットコム:ベンチから15得点(3P 5/7)。第2Qの2連続3ポイントで主導権を固定。
  • ブリアナ・スチュワート:17得点7リバウンド4アシスト。後半だけで12得点と奮闘。
  • ニャラ・サバリー:16得点6リバウンド。姉との直接対決で自己最長の出場時間を活かしました。
  • サブリナ・イオネスク:14得点7アシスト。第4Qに2本の3ポイントを決めるも時すでに遅し。

マーキュリーは2試合連続で18本の3ポイントを成功させ、WNBA新記録となる合計35本を達成。チーム3P成功率46.2%、アシスト30本と“走って撃つ”スタイルが完璧に機能しました。一方のリバティはフィールドゴール成功率50.8%と攻撃自体は悪くなかったものの、前半の大量失点とリバウンド劣勢(30-36)が響き、今季4敗目となっています。

試合後のコメント

  • サバリー「今日はボールがよく回ってスペースが生まれました。空いたら迷わず打つ、それだけです」
  • トーマス「全員が自分の役割を理解しているから、アシストは自然に増えました。記録よりも連勝を伸ばせたことがうれしい」
  • スチュワート「前半のディフェンスがソフトすぎました。後半の強度を最初から出さなければ次も同じ結果になります」

マーキュリーはこれでホーム7勝2敗。3ポイント依存と言われる中で守備とリバウンドでも優位に立ち、西地区首位ラスベガスを猛追します。リバティは遠征2連戦を1勝1敗で終えたものの、外角守備の修正とリバウンドの改善が急務です。

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