試合展開
序盤はシカゴが3ポイントをテンポ良く沈めて第1Qを22-20と先行。第2Q中盤にかけては両軍ともフィールドゴールが止まり、フリースロー主体のロー・スコア展開となりましたが、ゴールデンステートはケイト・マーティンの左コーナー3とモニーク・ビリングスの速攻で流れをつかみ、前半を39-34とひっくり返します。後半はスカイがアンヘル・リースのオフェンスリバウンドから着実に加点して第3Q終了時に54-56と肉薄。しかし第4Q残り4分55秒からヴァルキリーズがケイラ・ソーントンの連続3ポイントを皮切りに12-0のスパートで78-70と突き放し、そのリードを最後まで守り切りました。
注目選手とスタッツ
- ケイラ・ソーントン:キャリアハイ29得点(3P 4/6)。残り2分の決勝3ポイントを含め、第4Qだけで11点。
- ティファニー・ヘイズ:13得点5リバウンド。クラッチタイムのフリースロー4本をすべて成功。
- ケイト・マーティン:11得点。第2Qと第4Qの要所で3ポイントを沈め流れを呼び込みました。
- アンヘル・リース:17得点18リバウンド。3戦連続15リバウンド超えでダブルダブルを継続。
- アリエル・アトキンス:20得点4アシスト。ドライブとミドルで攻撃を牽引。
- キア・ナース:17得点(前半12点)で序盤のリードを支えました。
試合後のコメント
- ソーントン「シュートタッチが良かったので、迷わず打ちました。チームが私を信じてくれたおかげです」
- ヘイズ「リースのリバウンドでセカンドチャンスが多く、最後まで集中を切らさずに済みました」
- リース「リードを守れなかったのは悔しいですが、リバウンドで流れを作れたのは収穫。課題は終盤の守備です」
リバウンドで主導権を握りつつもターンオーバーで失速したシカゴに対し、ゴールデンステートは第4Qに3ポイントを6本中4本成功させて試合を決定づけました。ヴァルキリーズはホーム6勝3敗と堅調に推移し、週末のシアトル戦へ弾み。スカイはカミラ・カルドーソ不在の影響もあり、要所でのフィニッシュ力強化が急務です。

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!