ロンゾ・ボール

【電撃トレード成立】シカゴ・ブルズがロンゾ・ボール放出!アイザック・オコロ獲得で新体制構築へ

シカゴ・ブルズが大胆な決断を下しました。長らく怪我に苦しんできたロンゾ・ボールをクリーブランド・キャバリアーズに放出し、代わりにアイザック・オコロを獲得したのです。この衝撃的なトレードは、ブルズの今後の方向性を大きく左右する重要な転換点となりそうです。

GMエバースリーが明かす戦略!「インディアナのようなチーム作り」を目指す

ブルズのマーク・エバースリーGMは、このトレードの真意について興味深い発言をしています。「インディアナから学んだのは、彼らのプレースタイルです。何度も何度も攻め続け、スコアや時間に関係なく速いペースでプレーします。それがまさに我々が今年やってきたことです」

エバースリーGMが目標として挙げるインディアナ・ペイサーズは、今シーズンNBAファイナルまで進出した注目チームです。「彼らにはコートの両サイドでプレーできる選手が揃っています。それがまさにシカゴで構築したいものです。多才な選手たち。誰一人として(守備で)狙い撃ちできない選手はいません。全員が守備でき、走れて、シュートを決められるのです」

オコロはまさにこの理想に合致するです。5シーズンをキャバリアーズで過ごした25歳のウィングは、複数のポジションを守れる優秀なディフェンダーとして知られています。エバースリーGMが求める「多才性」を体現する存在として、ブルズの新たな基盤となることが期待されています。

契約面でも好条件!ドラフト指名権なしでも納得の理由

このトレードではブルズがドラフト指名権を獲得しなかったため、一部で批判の声も上がっています。しかし、オコロの契約内容を考えれば、追加の見返りを求める必要がないほど好条件だったと言えるでしょう。

オコロは今後2シーズンで1100万ドルと1180万ドルの契約が残っており、2027年にフリーエージェントとなります。この金額は現在のNBAの給与水準を考えれば決して高額ではなく、むしろ彼の能力に対してはお買い得と言える水準です。

さらに、オコロの加入により、ブルズは長年の課題となっているパトリック・ウィリアムズのトレードを引き続き模索できるようになります。また、今年のドラフト1巡目指名選手である18歳のノア・エッセングにかかるプレッシャーも軽減されるでしょう。エッセングは即戦力としての期待を背負わず、じっくりと成長できる環境が整いました。

さらなる動きも?アヨ・ドスンム放出の可能性が浮上

シカゴ・スポーツ・ネットワークのK.C.ジョンソン記者によると、ブルズは今回のトレード後も積極的に動き続けているようです。特に注目すべきは、アヨ・ドスンムがコビー・ホワイトよりも多くトレード候補として議論されているという情報です。

ドスンムは地元シカゴ出身でイリノイ大学を卒業した愛されるプレーヤーですが、チームの新方針に合わせた戦力整理の一環として放出候補に挙がっているのかもしれません。

一方、ロンゾ・ボールについては、2022年1月の膝の怪我が全てを変えたと振り返られています。当初は軽傷と思われた怪我でしたが、結果的に2シーズン以上の長期離脱を余儀なくされました。今シーズン10月に復帰を果たしたボールは「先発として起用されるとは思わなかった。複数試合で30分連続プレーできるとも思わなかった」と語り、自分の設定した目標を上回る結果を残せたことに満足感を示していました。

しかし、ブルズはその復活を待つのではなく、新たな方向性を選択したのです。この決断が正しかったかどうかは、今後の展開が証明することになるでしょう。

引用:HOOPSRUMORS

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