NBAオフシーズンが本格化し、今夏は史上最も激動の移籍市場になりそうです。すでにケビン・デュラント、ロンゾ・ボール、デズモンド・ベインといったビッグネームが動いており、まだ7月にもなっていないのにこの騒ぎぶり。今回は、最新のトレード噂ランキングで注目選手たちの動向を詳しく見ていきます。
1位:デリック・ホワイト(ボストン・セルティックス)
意外にも1位に輝いたのは、セルティックスのデリック・ホワイトです。ボストンは彼のトレードに関して「ミカル・ブリッジス級のパッケージ」を要求していると報じられています。ブリッジスがニューヨーク・ニックスに移籍した際は、1巡目指名権5つと指名権交換1つという破格の条件でした。
ホワイトは優秀な両面プレーヤーとして知られており、セルティックスにとって重要な戦力です。しかし、ジェイソン・テイタムが2025-26シーズン全休予定で、クリスタプス・ポルジンギスとジュルー・ホリデーもトレードされた現状では、財政面での調整が必要になっているのです。
2位:ジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス)
ブラウンについても多数の問い合わせが来ているものの、セルティックスのマイク・ザレンAGMは「彼らを本格的にトレードすることは全く考えていない」と否定しています。それでも、複数のチームが最新ドラフトのトップ10指名権を提示してブラウン獲得に動いていることが明らかになっています。
3位:エース・ベイリー(ユタ・ジャズ)
ドラフト5位指名のエース・ベイリーも3位にランクイン。当初ベイリー陣営はユタ行きを望んでいないと報じられましたが、最終的に土曜日にジャズに合流することが決定しました。代理人は「彼はユタに行くことを楽しみにしている」とコメントしており、一連の騒動は収束に向かっています。
4位:ジョン・コリンズ(ユタ・ジャズ)
コリンズは2650万ドルのプレーヤーオプションを行使し、契約年に突入しました。今シーズンは平均19得点、8.2リバウンド、3ポイント成功率39.9%という優秀な成績を残しており、ジャズがトレードに動けば多くの関心を集めそうです。
5位:ヤニス・アンテトクンポ(ミルウォーキー・バックス)
最も衝撃的なのは、2度のMVP受賞者ヤニス・アンテトクンポが5位にランクインしていることです。ESPNのブライアン・ウィンドホースト記者は「リーグはバックスがヤニスを引き留めるのに十分なアップグレードができるとは思っていない」と報告しています。
シャムス・チャラニア記者も「ヤニスはミルウォーキー以外の選択肢についてオープンマインドで検討している。まだトレード要求はしていないが、私の理解では柔軟な姿勢を保っている」と述べています。もしヤニスがトレード要求を出せば、NBA全体の勢力図が一変することは間違いありません。
6位:RJバレット(トロント・ラプターズ)
バレットは今オフシーズンで名前が頻繁に挙がっている選手の一人です。キャリアハイの平均21.1得点、6.3リバウンド、5.4アシストを記録し、比較的チームフレンドリーな契約(2年で約5732万ドル)を結んでいることから、多くのチームが関心を示しています。
今夏のNBA移籍市場は、これまでにない規模の動きが予想されます。特に上位陣の動向次第では、リーグ全体のパワーバランスが大きく変わる可能性があります。7月1日のフリーエージェント解禁まで、目が離せない状況が続きそうです。
引用:HOOPSHYPE

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