試合展開
序盤は互いにペースを探る展開で、第1クォーターはスパークスが18-17とわずかにリード。第2クォーターに入るとスカイはエンジェル・リースがオフェンスリバウンドからセカンドチャンスを重ね、アリエル・アトキンスの3ポイントも決まって前半を40-34と6点先行します。
ところが第3クォーターはケルシー・プラムがドライブとフリースローで12点を挙げ、スパークスが逆転して62-61で最終クォーターへ。ここからスカイはリースの連続ポストアップを皮切りに11-2のランで主導権を奪い返し、残り7分23秒のリースのレイアップで74-72と再逆転すると、その後はキア・ナースとレイチェル・バナムの外角が火を吹き31-23のラッシュ。スパークスの追撃をかわし、シリーズを2勝1敗で締めくくりました。
注目選手とスタッツ
- エンジェル・リース:24得点16リバウンド7アシスト。ペイントで圧倒し、シーズン10回目のダブルダブル。
- アリエル・アトキンス:20得点(FG 7/12、3P 2/5、FT 4/4)。第4Qに8得点を加えて勝負を決定づけました。
- キア・ナース:ベンチから14得点(3P 4/7)。要所で長距離砲を沈め流れを加速。
- ケルシー・プラム:22得点7アシスト。フリースロー12/12と勝負強さを示すも終盤は包囲網に苦戦。
- デアリカ・ハンビー:20得点10リバウンド4アシスト。ダブルダブルで奮闘し続けました。
- アズラ・スティーブンス:17得点6リバウンド3ブロック。内外でバランス良く得点を重ねました。
試合後のコメント
- リース「リバウンドで優位を取れたので、チームメイトがボールを回してくれれば自信を持って決められました。終盤の集中力が勝因です」
- アトキンス「第3クォーターで逆転されても慌てませんでした。守備を締め直し、走ることを徹底できたのが良かったと思います」
- プラム「リズムは悪くなかったのですが、最後の数分でもうひと押しが足りませんでした。次は立ち上がりから守備の強度を上げたいです」
シカゴはリースを軸にセカンドチャンスを量産し、ターンオーバー数を互角に抑えながらフィールドゴール成功率48.5%、3ポイント42.3%の高効率オフェンスで敵地連敗を止めました。一方ロサンゼルスはプラムとハンビーの個人技で食い下がるも、最終Qの失点が響きホーム2勝目を逃しています。

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