試合展開
第1クォーターはアトランタがライアン・ハワードのスティール速攻とブリオナ・ジョーンズのポストアップで29-19と10点差としました。第2クォーターもアリーシャ・グレイがドライブと3ポイントを織り交ぜ、ハーフタイムは47-34と13点リードで折り返します。
後半に入ると、ニューヨークが守備の強度を高め、ブリアナ・スチュワートのミドルレンジとナターシャ・クラウドのプルアップ3ポイントでじわじわ追い上げ、第3クォーター終了時には63-60と3点差に迫りました。
ところが第4クォーター序盤、ジョーディン・カナダが連続ドライブで加点し、続いてグレイがオフェンスリバウンドからバスケットカウントを獲得して再び二桁差。残り2分にサブリナ・イオネスクの3ポイントで81-86まで詰め寄られましたが、終盤ジョーンズがフェイダウェイを沈め、ドリームが主導権を譲らず逃げ切りました。
注目選手とスタッツ
- ブリオナ・ジョーンズ:21得点 6リバウンド 3アシスト。終盤のフェイダウェイで勝負を決定づけました。
- アリーシャ・グレイ:20得点 9リバウンド 6アシスト。攻守両面で隙のない働きを披露しました。
- ジョーディン・カナダ:15得点 8アシスト 2スティール。第4クォーター序盤の連続ドライブが流れを引き戻しました。
- ブリトニー・グライナー:14得点 4リバウンド 2ブロック。インサイドで存在感を示しました。
- ブリアナ・スチュワート:21得点 9リバウンド。後半の反撃をけん引いたものの及ばず。
- ナターシャ・クラウド:20得点 6アシスト。ゲームを通じて積極的に仕掛けました。
- サブリナ・イオネスク:14得点 7アシスト。ただしシュートは5/15と苦戦しました。
試合後のコメント
- ジョーンズ「インサイドで優位をつくれたので、チームメイトがしっかりボールを集めてくれました。最後まで集中できたのが勝因です」
- グレイ「リバウンドとディフェンスで流れを切らさないことを意識しました。全員が役割を果たせたと思います」
- スチュワート「前半の守備が甘く、序盤に許した点差が重くのしかかりました。立ち上がりから強度を上げる必要があります」
ドリームはホーム7勝2敗と好調を維持し、ペイント得点62-36で圧倒したことが大きな要因となりました。一方リバティはここ5試合で4敗目。ジョンケル・ジョーンズ不在の影響もあり、リバウンドとインサイド守備の立て直しが急務です。

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