試合展開
第1クォーターはマーキュリーが11-0のランで13-4と先行し、21-15で終えました。第2クォーター以降はアリーヤ・ナイの3ポイント2本を皮切りにエイシズが盛り返し、前半は40-40の同点。第3クォーターはエイジャ・ウィルソンのポストアップを起点に12-6のランを作って59-50と9点リードで最終クォーターに入ります。
ところが第4クォーター序盤、マーキュリーがサミ・ウィットコムの2本の3ポイントなど15-3の猛攻で65-62と逆転。その後はリードチェンジを繰り返しましたが、残り22.6秒にウィルソンがチェルシー・グレイのパスを受けてゴール下を決め83-81。続く守備でサトゥ・サバリーのドライブを抑えると、ナイが7秒1でフリースローを1本沈めて3点差。ラストプレーでウィットコムの同点3ポイントが外れ、エイシズが接戦を制しました。
注目選手とスタッツ
- エイジャ・ウィルソン:26得点18リバウンド7アシスト。決勝点を含め、第3Qだけで10得点。
- アリーヤ・ナイ:自己最多16得点(3P5本)。第2Q開始から流れを引き寄せる3本目の長距離砲を含む。
- ジャッキー・ヤング:15得点6アシスト。フリースロー5/5で39本連続成功中。
- チェルシー・グレイ:9得点5アシスト。終盤の決勝アシストで通算1,700本に到達。
- アリッサ・トーマス:16得点7リバウンド8アシストとオールラウンドに奮闘。
- カーレア・コッパー:15得点。第4Q序盤の逆転劇を牽引。
- サミ・ウィットコム:14得点(3P4/7)。連続3ポイントで終盤の追い上げを演出。
試合後のコメント
- ウィルソン「チェルシーが完璧なタイミングでボールをくれました。タフな試合でしたが、最後まで信じ切った結果です」
- ナイ「ルーキーらしく思い切り打ちました。チームが自分を信じてくれたおかげでキャリアハイを出せました」
- トーマス「リードを奪った後の数ポゼッションでミスが重なりました。修正して次に備えます」
エイシズはシュート成功率43.3%、3ポイント37.5%と効率良く得点を重ね、リバウンドでも36-35と競り勝って敵地で貴重な1勝。マーキュリーは10本の長距離砲が光りましたが、第3Qのフィールドゴール16.7%と終盤のファウルゲームで流れを渡し、連勝は6でストップしました。

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