アリーヤ・ボストン

【わずか1351票差の惜敗】アリーヤ・ボストンがオールスターキャプテンまであと一歩!クラークとの夢の対戦は幻に

WNBA史上最も僅差のオールスターキャプテン争いが繰り広げられていました。インディアナ・フィーバーのアリーヤ・ボストンが、ナフィーサ・コリアー(ミネソタ・リンクス)との激戦の末、わずか1351票差でキャプテンの座を逃したのです。もしボストンが勝利していれば、チームメイトのケイトリン・クラークとキャプテン同士で対戦するという史上初の展開が実現していました。この僅差の結果が、7月19日のオールスターゲームにどのような影響を与えるのでしょうか。

117万票超えの大激戦!コリアーとボストンの1351票差という奇跡

オールスターキャプテンは純粋にファン投票のみで決定され、クラークが129万3526票で圧倒的な1位を獲得しました。しかし、2位争いは想像以上の大接戦となっていたのです。

コリアーが117万6020票で2位を確保し、ボストンは117万4669票で3位という結果でした。この1351票という差は、総投票数100万票超えの規模を考えると、まさに奇跡的な僅差と言えるでしょう。

興味深いのは、オールスター選出は「地区に関係なく」行われることです。つまり、もしボストンがコリアーを上回っていれば、東西関係なくクラークとボストンという同一チームの選手がキャプテンになっていたという前代未聞の事態が起こっていました。

この結果を見ると、ボストンの人気がいかに高いかが分かります。身長6フィート5インチ(約196cm)のフォワード・センターとして、彼女はフィーバーの重要な柱の一人として多くのファンから愛されています。1351票という僅差は、彼女があと少しでキャプテンになれる実力と人気を持っていることを証明しています。

夢の同僚対決が幻に!ドラフトでの直接対決も見てみたかった

もしボストンがキャプテンに選ばれていたら、オールスターゲームの歴史に残る特別な瞬間が生まれていたでしょう。チームメイト同士がキャプテンとなり、7月8日のドラフトで互いのチームを編成し、7月19日のゲインブリッジ・フィールドハウスで直接対戦するという前例のない展開でした。

キャプテンはスターター4人とリザーブ6人を選択する権限を持っており、クラークとボストンがどのような戦略でチーム作りを行うかは非常に興味深いものになっていたはずです。お互いの強みと弱点を知り尽くした二人が、どのような心理戦を繰り広げるかも見どころでした。

さらに、インディアナポリスという地元での開催ということを考えると、観客席はフィーバーファンで埋め尽くされることが予想されます。そんな中でクラークとボストンが相手チームとして戦う姿は、まさに映画のような展開になっていたことでしょう。

クラークの「チームメイト優先」発言!ボストンが最初の指名候補

現実的には、クラークとボストンは再び同じチームでプレーすることになりそうです。クラークは既に「フィーバーのチームメイトを自分のオールスターチームに選びたい」と公言しており、ボストンが最初のスターター指名になる可能性が高いとされています。

この発言は、クラークのチームファーストの姿勢を示すものです。個人的な野心よりも、チームメイトとの絆を重視する彼女の人格が表れています。また、フィーバーファンにとっても、愛する選手たちが同じチームで連携する姿を見られることは大きな喜びとなるでしょう。

ボストンとしては、キャプテンにはなれませんでしたが、クラークの最初の指名で選ばれることで、オールスターゲームでの存在感を示すチャンスを得ることになります。彼女の安定したインサイドプレーとクラークの創造性あふれるアウトサイドプレーの組み合わせは、オールスターゲームでも大きな脅威となるはずです。

7月19日のオールスターゲームでは、1351票差という僅差でキャプテンを逃したボストンが、どのようなパフォーマンスを見せるかも注目のポイントです。この悔しさをバネに、さらなる飛躍を見せる可能性もあります。ファンにとっては、いずれにせよ素晴らしいスペクタクルが約束されているのです。

引用:YARDBARKER

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です