火曜日のコミッショナーズカップ決勝を控えるインディアナ・フィーバーの練習で、チームメイト同士の微笑ましいやり取りが話題になっています。怪我で欠場予定のケイトリン・クラークがハーフコートショットを決めた瞬間、アリーヤ・ボストンが冗談混じりに「邪魔しないで、あんたは出場しないでしょ」と軽口を叩く場面がSNSで拡散され、ファンの心を温めています。このほっこりする一幕は、重要な決勝戦を前にしたチームの良好な雰囲気を物語っています。
怪我のクラークも練習では元気いっぱい
ケイトリン・クラークは鼠径部の怪我により、金曜日のダラス・ウィングス戦(94-86で勝利)を欠場し、火曜日のコミッショナーズカップ決勝でも出場が困難な状況です。しかし、練習にはしっかりと参加しており、チームメイトたちとハーフコートシュートの競争を楽しんでいる様子が動画で確認できます。
練習中にクラークがハーフコートショットを見事に決めた際、アリーヤ・ボストンが「邪魔しないで、あんたは出場しないから」と冗談で言った瞬間が動画に収められました。二人は終始笑顔で、怪我による落ち込みを感じさせない明るい雰囲気を演出していました。
このやり取りは、怪我で試合に出られないクラークを仲間として温かく支えるボストンの人柄を表しており、同時にチーム内の結束の強さを物語っています。ファンからは「こういう関係性が見られて嬉しい」「チームの雰囲気が最高」といったコメントが多数寄せられています。
ボストンに重圧がかかる決勝戦
アリーヤ・ボストンは金曜日のウィングス戦で21得点6リバウンドの大活躍を見せ、クラーク不在のチームを見事に支えました。今シーズンは16試合で平均15.9得点、8.2リバウンド、3.6アシストという安定した成績を残しており、決勝戦では更なる活躍が期待されています。
しかし、クラークが欠場することで、ミネソタ・リンクスの守備陣はボストンにより集中的な守備を仕掛けてくることが予想されます。リンクスのオールスターフォワード、ナフィーサ・コリアーは平均24.4得点、8.5リバウンド、3.7アシスト、1.8スティール、1.5ブロックという圧倒的な成績を残しており、ボストンにとって大きな挑戦となるでしょう。
ガードのケイラ・マクブライドも平均15.8得点、3.6アシスト、2.4リバウンド、1.3スティールでチームを支えており、フィーバーは総力戦で臨む必要があります。
戦力差を覆す精神力と結束力
リンクスは14勝2敗、フィーバーは8勝8敗という成績で決勝戦に臨みます。数字上では明らかにリンクスが有利ですが、練習での明るい雰囲気を見る限り、フィーバーは決して諦めていません。
クラークの欠場は大きな痛手ですが、それを補って余りあるチームワークと相互信頼がフィーバーにはあります。ボストンとクラークの友情あふれるやり取りは、チーム全体の絆の深さを象徴しており、この結束力が決勝戦でどのような力を発揮するか注目されます。
コミッショナーズカップ決勝は火曜日午後8時(東部時間)にキックオフし、Prime Videoで独占配信されます。戦力的には劣勢のフィーバーですが、練習で見せた明るさと団結力を武器に、番狂わせを狙います。ボストンがチームを背負ってどこまで戦えるか、そして怪我のクラークがベンチからどのようにチームを支えるか、見どころ満載の決勝戦となりそうです。
引用:YARDBARKER

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