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ナフィーサ・コリアーが陰謀論をを完全論破

WNBA選手会副会長のナフィーサ・コリアーが、自身の新リーグ「Unrivaled」とCBA交渉を結びつけた陰謀論を展開するファンを痛烈に批判しました。7月4日の独立記念日に投稿された的外れな憶測に対し、コリアーは見事な切り返しでファンを論破。その機知に富んだ反応がSNSで大きな話題となっています。

CBA交渉の現状と選手たちの不満

2025年シーズンは現行のWNBA労使協定(CBA)の最終年にあたり、現在新たな協定に向けた交渉が進行中です。しかし、交渉は選手側にとって厳しい状況が続いています。

WNBA選手会副会長でもあるニューヨーク・リバティのブリアナ・スチュワートは7月3日、「絶対にフラストレーションが溜まっている」と率直に語りました。「最初の提案でイエスを期待していたわけではないが、会話を期待していた。彼らは私たちが言ったことをほとんど無視した」というスチュワートの発言は、交渉の厳しい現実を物語っています。

この状況を受けて、選手たちの給与や労働条件の改善を求める声がますます高まっており、最悪の場合ロックアウトの可能性も囁かれている状況です。

的外れな陰謀論が炸裂

そんな中、7月4日にあるXユーザーが荒唐無稽な陰謀論を投稿しました。その内容は以下の通りです:

「つまりこういうことか…ブリアナ・スチュワートはWNBA選手会会長。ナフィーサ・コリアーは副会長。2人はUnrivaledを共同設立した—WNBAがロックアウトになれば利益を得るリーグだ。そして彼女たちがCBA交渉を主導している?どうやって誠実に交渉するんだ?説明してくれ」

この投稿は、コリアーとスチュワートが共同設立した女子バスケットボールリーグ「Unrivaled」が、WNBAのロックアウト時に選手たちの受け皿となることを利用した陰謀があるという推測に基づいていました。

コリアーの見事な切り返し

翌7月5日、コリアーはこの投稿に対して絶妙な切り返しを見せました:

「つまりこういうことか…皆が花火を楽しんでいる間に、あなたは私とスチューイーがWNBA選手の年収を減らすロックアウトを強制するために陰謀を巡らせていると考えていたの??」

この反応は複数の意味で秀逸でした。まず、独立記念日に花火を楽しむ代わりに陰謀論を考えていたファンの行動を皮肉ったこと。そして何より、「ロックアウトが選手の年収を減らす」という当たり前の事実を指摘することで、陰謀論の論理的矛盾を見事に突いたのです。

SNSで大反響、ファンも爆笑

コリアーの投稿は約30分で16万回以上の閲覧数を記録し、ファンたちは彼女の機知に富んだ対応に爆笑しています。多くのユーザーが「完璧な返し」「論理的すぎて反論不可能」といったコメントを寄せており、陰謀論を展開したユーザーは完全に論破された形となりました。

実際、コリアーとスチュワートがロックアウトを望む理由は皆無です。ロックアウトが発生すれば、WNBA選手たちの主要収入源が断たれ、「Unrivaled」での収入だけでは到底補えないからです。むしろ2人は、WNBA選手としての地位向上と待遇改善を真剣に求めているのが現実です。

引用:YARDBARKER

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