2025年WNBAオールスターゲームの選手発表が行われ、インディアナ・フィーバーから驚異の3選手が選出されました。これは今季のWNBAで最多タイ記録となる快挙で、9勝9敗という五分の成績にもかかわらず、フィーバーが依然として優勝候補であることを証明する結果となりました。
選出されたのは、ケイトリン・クラーク(キャプテンに選出)、ケルシー・ミッチェル(リザーブ選出・3度目のオールスター)、そしてアリーヤ・ボストンの3人。特に注目すべきは、クラークが怪我で9試合を欠場している中でも、チームが崩壊せずに戦い続けていることです。
エースのクラーク不在でも輝く!ミッチェルとボストンの驚異的な数字
フィーバーの真の強さは、エース不在時のチーム力にあります。左太ももの筋肉損傷と左鼠径部の負傷で戦線離脱中のクラーク(今季平均18.2得点)に代わり、ミッチェルとボストンが圧倒的なパフォーマンスを披露しています。
ケルシー・ミッチェルは18試合で平均19.3得点を記録し、これはリーグ全体で第5位という素晴らしい成績です。さらに3ポイントシュート成功率も**37.8%**と平均以上の数字を残しており、外からの脅威として相手チームを翻弄しています。
一方、アリーヤ・ボストンはキャリアハイとなる平均16.6得点を記録。さらにリバウンドでも平均8.3本を記録し、これはリーグ全体で4位タイという圧倒的な数字です。ワシントン・ミスティックスのキキ・イリアフェンと並んで、インサイドを支配する存在として君臨しています。
優勝オッズは依然として第3位!クラーク復帰で爆発的な強さへ
FanDuel Sportsbookの最新オッズによると、フィーバーの優勝オッズは**+550で第3位**を維持しています。これはミネソタ・リンクス(+230)、ニューヨーク・リバティ(+160)に次ぐ高評価で、ブックメーカーもフィーバーの潜在能力を高く評価していることがわかります。
ステファニー・ホワイト監督は金曜日の記者会見で、クラークの復帰時期について明言を避けましたが、「セミライブのシューティング練習を行っている」と前向きなコメントを残しました。この発言から、クラークの復帰が近いことが期待されます。
本拠地で開催されるオールスターゲームが転換点に
今年のオールスターゲームは7月19日午後8時30分(東部時間)から、フィーバーの本拠地であるゲインブリッジ・フィールドハウスで開催されます。地元ファンの前で3人のオールスターが躍動する姿は、チームにとって大きな弾みとなるでしょう。
特に注目なのは、クラークがミネソタのナフィーサ・コリアーと共にキャプテンを務めることです。ルーキーイヤーからキャプテンに選出されるのは極めて異例で、彼女がいかに特別な存在かを物語っています。
シアトル・ストーム(12勝7敗)と並んで最多の3人を選出したフィーバー。エースの復帰を待ちながらも、ミッチェルとボストンという強力な武器を手に、優勝への道を突き進んでいます。クラークが完全復帰した時、このチームがどれほどの爆発力を見せるのか、WNBAファンの期待は最高潮に達しています。
引用:YARDBARKER

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!