試合展開
立ち上がりからサミ・ホイットコムが火を噴き、開始12分で22点を量産。マーキュリーは第1Qを28-19で先行すると、第2Qもホイットコムが6本目の3ポイントを沈めて46-33とリードを拡大し、前半を52-39で折り返しました。
後半はアリッサ・トーマスがゲームメークにギアを上げて3Qだけで7アシストを配給。残り2分35秒の時点で15点・10リバウンド・15アシストのトリプルダブルを完成させ、マーキュリーは3Qを30-17で突き放して82-56。最終Qこそローテーションを回したものの、ウィングスはターンオーバーとシュート精度に苦しみ(FG 37%)、点差を詰められないままタイムアップとなりました。
注目スタッツ
- サミ・ホイットコム(PHX):キャリアハイ36得点(3P 7/11)——前半だけで29点を記録し、試合の趨勢を決定づける活躍。
- アリッサ・トーマス(PHX):15得点・15アシスト・10リバウンド——WNBA歴代最多を更新する16回目のトリプルダブル。
- JJ・クイナーリー(DAL):18得点・5アシスト——ルーキーながらチーム最多得点で意地を見せる。
- アジアハ・ジェームズ(DAL):15得点——セカンドユニットでも積極的に得点を重ねた。
- チーム比較:マーキュリーはFG 52%・3P 42%と高効率。ウィングスは主力2人(オグンボワレ、キャリントン)を欠き、ターンオーバー17本が響きました。
マーキュリーはこれで13勝6敗とし、西地区2位をキープ。ウィングスは6勝14敗に後退し、遠征を1勝1敗で終えています。

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