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【史上初】ケイトリン・クラークがオールスター史上初のコーチトレード実現!ブロンデロ監督「私が取引された!」と歴史的瞬間に大興奮

WNBAオールスタードラフトで、前代未聞の出来事が起こりました。インディアナ・フィーバーのケイトリン・クラークとミネソタ・リンクスのナフィーサ・コリアーの両キャプテンが、なんとコーチを交換するトレードを成立させたのです。WNBA史上初となるこの珍事に、ニューヨーク・リバティのサンディ・ブロンデロ監督は「私が取引された!歴史を作った、これは最高だ!」と大興奮でした。

クラークは今季、怪我で9試合の出場に留まりながらも、平均18.2得点、5.0リバウンド、8.9アシストという圧倒的な数字を記録。ファン投票では129万3526票という驚異的な得票数でトップに立ち、2年連続のオールスター選出とキャプテン就任を果たしました。

「息子から連絡が来た!」ブロンデロ監督の歓喜の瞬間

火曜日のラスベガス・エース戦(87-78で勝利)後の記者会見で、ブロンデロ監督は興奮を隠せませんでした。「息子から『ママ、トレードされたよ!』って連絡が来たんです。コーチとして取引されるなんて、私は歴史を作りました。インディアナポリスでサブリナ(イオネスク)とケイトリン・クラークをコーチできるなんて…楽しんでプレーしますよ!」

この歴史的なトレードにより、ブロンデロ監督はリンクスのシェリル・リーブ監督と入れ替わる形で、クラーク率いるチームを指揮することになりました。特に注目なのは、自身が普段指導しているリバティのサブリナ・イオネスクも同じチームにいることです。普段のライバル関係を超えた、新たなケミストリーが期待されます。

チームメイト愛が炸裂!クラークとコリアーの忠誠心

ドラフトでは両キャプテンの「身内びいき」も話題になりました。クラークは真っ先にフィーバーのチームメイトであるアリヤ・ボストンケルシー・ミッチェルを指名。コリアーも同様に、リンクスのコートニー・ウィリアムズを即座に選出しました。

この選択は「サプライズ」とは正反対でしたが、チームメイトへの信頼と愛情を示す心温まる瞬間となりました。普段から共にプレーする仲間を優先する姿勢は、ファンからも好意的に受け止められています。

怪我に苦しむクラークの復帰戦がオールスター前哨戦に

クラークは鼠径部の怪我で直近5試合を欠場していましたが、水曜日のゴールデンステート・バルキリーズ戦での復帰が期待されています。今季は複数の怪我に悩まされ、チームの試合の半分以上を欠場という苦しい状況が続いていました。

それでもわずか9試合の出場で圧倒的な存在感を示し、オールスターキャプテンに選ばれたことは、彼女の規格外の才能を改めて証明しています。7月19日にインディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで開催されるオールスターゲームまで、完全復活への期待が高まります。

WNBAの新たな歴史の1ページが開かれた瞬間

コーチのトレードという前例のない試みは、WNBAが革新的で柔軟なリーグであることを示しました。ブロンデロ監督の「歴史を作った!」という言葉通り、この出来事は今後のオールスターゲームの在り方に新たな可能性を提示しています。

クラークとイオネスクという2大スターガードを、普段は別チームを指導するブロンデロ監督がどのように采配するのか。そして、この歴史的なトレードが実際の試合にどのような化学反応をもたらすのか。7月19日のオールスターゲームは、単なる祭典を超えた歴史的な一戦となることは間違いありません。

引用:YARDBARKER

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