【速報】ジェイレン・ウィリアムズがサンダーと大型延長契約へ！手首負傷を隠して優勝に導いた「隠れMVP」の真実

オクラホマシティ・サンダーが、ジェイレン・ウィリアムズとの延長契約交渉で大きな進展を見せています。シャムズ・チャラニアによると、サンダーはオールNBAスターのガード/フォワードであるウィリアムズとの契約延長に「完全に集中」しており、交渉には「勢い」があるといいます。

チェット・ホルムグレンが5年最大2億5000万ドルの延長契約を結んだ直後のこのニュースは、サンダーが若き王朝を築こうとしていることを示しています。

衝撃の告白！手首の腱断裂を隠してプレーオフを戦い抜いた男

ウィリアムズは最近のYouTubeで、昨シーズンのプレーオフで手首の腱を完全断裂していたことを初めて明かしました。

「デビン・ブッカーとジャンプボールで争った時、みんなで絡み合ってボールを奪い合っていたんだ。手を引き抜いた時、紙が破れるような音がした。その後、手全体が燃えるように痛かった」

さらに衝撃的なのは、その後の対応です。

「その試合は最後までプレーした。イブプロフェンを飲んで、なんとか乗り切った。でもホテルに戻ると、手がクレイジーに腫れ上がった。指は太くなり、手首全体が腫れて、上下にも左右にも動かせなかった」

「コービーもやり遂げた」医療チームの支えで優勝への道

MRI検査の結果、腱の完全断裂が判明。しかし、ウィリアムズは引き下がりませんでした。

「医療チームが言ったんだ。『コービーもこれでプレーした』って。だから可能だと。それから6日間、ジャンプシュートを指先だけで打つ方法を練習した。フォロースルーなしでね」

驚くべきことに、ウィリアムズはプレーオフの全試合前にリドカイン注射を打ち、時には週の半ばにも追加で注射を受けていました。

「手を曲げずにドリブルできるように、いろんなテーピング方法を試した。練習後も残って実験を続けた。医療チーム、ドクター、ドニー、トビー、みんなに感謝している」

サンダーの若き核心トリオが完成へ

サンダーの延長契約戦略は明確です：

1. シェイ・ギルジャス＝アレクサンダー：すでに長期契約済み
2. チェット・ホルムグレン：5年最大2億5000万ドルで合意
3. ジェイレン・ウィリアムズ：交渉が順調に進行中

ウィリアムズは昨シーズン、手首の負傷を抱えながらも素晴らしいパフォーマンスを見せ、サンダーのNBA優勝に大きく貢献しました。

「第2のエプロン」の影が迫る中での決断

カート・ヘリンは「SGAが契約を得て、次はホルムグレンが延長。次はジェイレン・ウィリアムズだ。チームに向かって忍び寄る影が見えるか？それは数年後にやってくる第2のエプロンだ」とツイートしています。

新しいCBAの贅沢税ルール（第2のエプロン）により、高額契約を複数抱えることは将来的にチーム編成を困難にする可能性があります。しかし、サンダーは若き才能を確保することを優先しています。

隠れたヒーローが真のスーパースターへ

手首の腱断裂という重傷を隠し、痛み止めの注射を打ちながら優勝に導いたウィリアムズ。彼の献身的なプレーと精神力は、まさにフランチャイズプレーヤーにふさわしいものです。

「両サイドは交渉の方向性について一致している」というチャラニアの報告は、近日中の合意を示唆しています。ウィリアムズがサンダーの長期的な成功の柱となることは、もはや疑いの余地がありません。

引用:HOOPSHYPE