2025年WNBAオールスタードラフトで、インディアナ・フィーバーのキャプテンケイトリン・クラークが指名した選手の一人、ワシントン・ミスティックスのルーキーソニア・シトロン(21歳)が、クラークとの特別な関係について語りました。
WNBAレジェンドのリサ・レスリーがホストを務める「Between the Lines」ポッドキャストに出演したシトロンは、クラークとのU19ワールドカップでの共闘経験を明かし、オールスターでの再会に大きな期待を寄せています。
「一緒にU19代表でプレーした仲」若き才能たちの絆
シトロンは、クラークに指名されたことについて喜びを隠せませんでした。
「ええ、興奮しています。私たちのチームは若くて、シューターがたくさんいて、すべてが少しずつ揃っています。ケイトリンやサブリナ(イオネスク)、チームの全員と一緒にプレーできることが本当に楽しみです」
そして重要な事実を明かしました。
「私は以前ケイトリンとプレーしたことがあります…私たちは二人ともU19ワールドカップチームに選ばれたんです」
ルーキー・オブ・ザ・イヤー候補が見せる驚異的な成績
シトロンは今季、ルーキーながら素晴らしい活躍を見せています:
ソニア・シトロンの今季成績:
- 平均14.5得点
- 平均5.1リバウンド
- 平均2.1アシスト
この活躍により、ワシントン・ミスティックスは10勝10敗の五分の成績を記録。イースタン・カンファレンス3位、WNBA全体では7位につけています。
シトロンは間違いなくルーキー・オブ・ザ・イヤーの有力候補の一人となっています。
クラークが見せた「若手への信頼」という采配
クラークはオールスタードラフトで、チームメイトのアリヤ・ボストンとケルシー・ミッチェルを指名した後、リザーブ選手として積極的に若手を選びました。
シトロンに加えて、同じミスティックスのルーキーキキ・イリアフェンも指名。これは、クラークが単に実績のある選手だけでなく、将来性のある若い才能を高く評価していることを示しています。
怪我に苦しむクラークの現状
一方で、クラークは今季、怪我に悩まされています:
- 鼠径部の負傷で5試合欠場
- シーズン序盤には脚の負傷でも欠場
それでも今季の成績は:
- 平均17.4得点
- 平均5.0リバウンド
- 平均8.6アシスト
と、依然として高いレベルを維持しています。
「シューターだらけ」の若きチームが見せる可能性
シトロンが言及した「シューターがたくさんいる」というチーム・クラークの特徴は、現代バスケットボールのトレンドを完璧に体現しています。
チーム・クラークの主なシューター:
- ケイトリン・クラーク(キャプテン)
- サブリナ・イオネスク(リバティ)
- ソニア・シトロン(ミスティックス)
- ケルシー・ミッチェル(フィーバー)
U19代表で共に戦った仲間が、今度はWNBAオールスターの舞台で再会する。若い世代の台頭を象徴する今回のオールスターゲームは、女子バスケットボールの明るい未来を予感させる一戦となりそうです。
7月19日にインディアナポリスで開催されるオールスターゲームで、シトロンとクラークがどのようなケミストリーを見せるのか、注目が集まります。
引用:YARDBARKER

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