ゴールデンステート・ウォリアーズの顔、ステフィン・カリーが、フリーエージェントとなったアル・ホーフォード(39歳)の獲得について意味深な発言をしました。木曜日、ネバダ州サウスレイクタホで開催されたアメリカン・センチュリー・チャンピオンシップ・ゴルフトーナメントに参加したカリーは、記者からホーフォード獲得の可能性について質問を受けました。
「When…いや、if」カリーの言い直しがSNSで大騒動に
カリーのホーフォードに対する評価は明確でした。
「彼はチャンピオンで、素晴らしい選手だ」
しかし、次の発言が波紋を呼んでいます。
「When(いつ)…いや、if(もし)、そういうことが起きたら、その時に話すよ」
この「When」から「If」への言い直しが、SNS上で大きな憶測を呼んでいます。特に、ここ数日ホーフォードとウォリアーズの関係が取り沙汰されていただけに、カリーの発言は単なる言い間違いではないと見る向きが強いのです。
5度のオールスター、昨季も高いパフォーマンスを維持
アル・ホーフォードのプロフィール:
- 年齢:39歳
- オールスター選出:5回
- 昨季成績:60試合出場(42試合先発)
- 平均出場時間:27.7分
- 平均成績:9.0得点、6.2リバウンド、2.1アシスト
- フィールドゴール成功率:42.3%
- 3ポイント成功率:36.3%
39歳という年齢にもかかわらず、ホーフォードは依然として高いレベルでプレーしています。特に3ポイントシュートの精度は、現代NBAにおいて貴重な武器となっています。
セルティックスの財政難が生んだ移籍市場の大物
ホーフォードは過去4シーズン(通算7シーズン)をボストン・セルティックスで過ごし、2024年にNBAチャンピオンに輝きました。しかし、セルティックスは第2のエプロン(最も厳しい贅沢税のレベル)に2年連続で該当し、深刻な財政的ペナルティと戦力編成の制限に直面しています。
ブラッド・スティーブンス球団社長は火曜日、苦渋の決断について語りました。
「ルーク(コーネット)とアル両方にオファーを出しました。両方とも戻ってきてほしかった。でも、それはおそらく無理でしょう」
「アルについて話し始めたら、記者会見の時間全部を使っても足りないでしょう。彼は歴代のセルティックであり、勝者です。試合だけでなく、若い選手たちへの影響も含めて、この組織のために全てをやってくれました」
ウォリアーズのフロントコート補強が急務に
ウォリアーズにとって、フロントコートの補強は急務となっています。ベテランセンターのケボン・ルーニーがフリーエージェントとなり、ニューオーリンズ・ペリカンズと契約したためです。
ホーフォードの加入が実現すれば:
- 優勝経験による若手への好影響
- ストレッチビッグマンとしての3ポイントシュート
- 守備的な安定感とリバウンド力
これらの要素が、ウォリアーズの優勝争いに大きなプラスとなることは間違いありません。
「引退」という選択肢も残る中での駆け引き
一方で、39歳のホーフォードには引退という選択肢も残されています。すでに5度のオールスター選出、そして念願のNBAチャンピオンという栄光を手にした彼にとって、キャリアを締めくくるには十分な実績です。
しかし、カリーの「When」という最初の言葉は、ウォリアーズがホーフォード獲得に向けて既に動いている可能性を示唆しているのかもしれません。真相が明らかになるまで、ファンの期待と憶測は続きそうです。

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