試合展開
序盤は両軍ともフィールドゴールが伸びず、15-15で第1Qを終了。第2クォーターに入るとジュエル・ロイドが7–0のランを締めくくるブザービーター3を沈め、エイシズが40-27と最大15点差をつけて前半を折り返しました。
しかし第4クォーター残り3分45秒、ワシントンが66-58からディフェンスをギアアップ。ブリトニー・サイクスが速攻レイアップで口火を切り、シャキーラ・オースティンのゴール下、ソニア・シトロンのプルアップで68-68に追いつきます。残り4.1秒、サイクスがドライブでファウルを誘ってフリースローを2本沈め70-68と逆転。最後のインバウンズでジャッキー・ヤングのレイアップをオースティンがヘルプブロック気味に防ぎ、ボールはリングをこぼれてタイムアップとなりました。
注目スタッツ
- ブリトニー・サイクス:18得点(FT 4/4)——決勝のフリースローを含む第4Q8得点で勝利を呼び込みました。
- シャキーラ・オースティン:16得点8リバウンド——終盤のリムプロテクトで逆転劇を完結。
- キキ・イリアフェン:12得点8リバウンド、ペイントでセカンドチャンスを量産。
- ジュエル・ロイド:20得点(FG 8/20、3P 3/11)——前半15点も後半は5点にとどまりました。
- チェルシー・グレイ:13得点7リバウンド3ブロックとオールラウンドに奮闘。
- チーム比較:両軍合わせて3P 5/36(12%)のロースコア。ワシントンはリバウンド35-31で上回り、ターンオーバー17本を出しながらもFG43.5%と要所で決め切りました。ラスベガスはア’ジャ・ウィルソン(右手首負傷)が欠場、後半のFG35%と失速が響いています。
ワシントンはこれで10勝10敗と五分に戻し、ホーム4連勝。ラスベガスは9勝11敗となり、ニューヨーク戦で負ったウィルソンの負傷離脱が重くのしかかりました。

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