本日行われたインディアナ・フィーバー対ダラス・ウィングスの一戦は、フィーバーが爆発的な攻撃力でウィングスを圧倒し、102-83で見事な勝利を収めました。
試合展開
第1クォーターは両チームがリードを奪い合う接戦となりましたが、フィーバーが28-27とわずかにリードして終えました。試合が大きく動いたのは第2クォーターです。フィーバーのオフェンスが爆発し、このクォーターだけで36得点を記録。守備でもウィングスをわずか15点に抑え込み、前半を終えて64-42と大量リードを奪いました。この前半64得点は、WNBAの今季最多得点記録となる歴史的なハーフとなりました。後半に入ってもフィーバーの勢いは止まらず、安定した試合運びでウィングスに反撃の隙を与えず、最後までリードを保ったまま快勝しました。
注目選手とスタッツ
この試合、フィーバーはチーム全体で素晴らしい活躍を見せ、5人が二桁得点を記録しました。中でも、復帰3戦目となったケイトリン・クラークは、卓越したゲームメイクで14得点、13アシストのダブルダブルを達成。さらに、キャリアハイに並ぶ5つのスティールも記録し、攻守にわたる存在感を示しました。チームの得点源としてはケルシー・ミッチェルが20得点とチームを牽引し、アリーヤ・ボストンも17得点とインサイドで強さを見せました。
一方、ウィングスは、期待の新人ペイジ・ベッカーズが21得点と奮闘しましたが、チームを勝利に導くことはできませんでした。特に、エースであるアリーケ・オグンボワレが親指の怪我から復帰したものの、フィールドゴール10本全てを外し無得点に終わったことが大きく響きました。
試合後のコメント
試合後、フィーバーのケイトリン・クラークは自身のディフェンスについて、「やろうと選択した時は、本当に良いディフェンダーになれると思う」とコメントし、ディフェンス面での貢献にも手応えを感じている様子でした。また、チームメイトのアリーヤ・ボストンも勝利を喜び、「チームとしてボールをしっかり動かせたことが、今日のようなオフェンスに繋がった」とチームプレーの勝利を強調しました。チーム一丸となってつかんだこの勝利は、今後のシーズンに向けて大きな弾みとなりそうです。

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