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サイクスが第4Qに10得点 ― ミスティクス、ストームに逆転勝利で接戦を制す(ワシントン vs シアトル)

試合展開
試合は序盤、お互いに守備が光る展開となりましたが、シアトル・ストームが第3クォーターに27点を挙げる猛攻で逆転し、試合の主導権を握ります。第3クォーターを終えた時点でストームが55-47と8点のリードを奪い、ホームで勝利を引き寄せるかに見えました。

しかし最終第4クォーター、ワシントン・ミスティクスが驚異的な粘りを見せます。エースのブリトニー・サイクスがこのクォーターだけで10得点を集中させる大活躍で猛追。ミスティクスはこのクォーターを27-14とし、試合終了間際に再逆転に成功。最終スコア74-69で、敵地で劇的な勝利を飾りました。

注目選手とスタッツ
この試合、勝利したミスティクスは勝負どころでの活躍が光りました。

  • ブリトニー・サイクス(WAS): 19得点、4リバウンド、4アシストを記録。特に第4クォーターの勝負強いプレーでチームを逆転勝利に導きました。
  • ソニア・シトロン(WAS): 17得点を記録し、サイクスと共にオフェンスを牽引しました。
  • キキ・イリアフェン(WAS): 10得点、10リバウンドのダブルダブルを達成。ルーキーながら、チームのインサイドで大きな存在感を示しました。
  • エジ・マグベガー(SEA): シーズンハイとなる19得点に加え、7リバウンドと奮闘しましたが、チームを勝利に導くことはできませんでした。
  • ネカ・オグウマイク(SEA): 16得点、6リバウンドを記録し、ベテランとして安定したプレーを見せました。

試合後のコメント
試合後、シアトル・ストームの選手たちは、第3クォーターで掴んだリードを守りきれなかったことに悔しさをにじませました。記者会見に応じたエジ・マグベガーは、「勝てる試合だっただけに、非常に悔しい敗戦です。特に第4クォーターに相手の勢いを止められなかったことが全てでした」とコメント。チームとして終盤の試合運びが課題であることを認めました。

一方、劇的な勝利を収めたワシントン・ミスティクスの関係者は、チームの若い力が勝利を呼び込んだと分析。特にルーキーのキキ・イリアフェンやソニア・シトロンの活躍を称賛し、「困難な状況でも、若手とベテランが噛み合って逆転できたことは、チームにとって大きな自信になる」といった声が聞かれ、大きな手応えを感じている様子でした。

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