試合展開
ボストンのTDガーデンで満員の観衆が見守る中行われた一戦は、第3クォーターまで一進一退の接戦となりました。フィーバーが29-28とリードして終えた第1クォーターに続き、第2、第3クォーターも両チームが互いに譲らず、フィーバーが62-60とわずか2点リードで最終クォーターに突入しました。
勝負の第4クォーター、インディアナ・フィーバーがついに試合の主導権を握ります。このクォーター、ケイトリン・クラークが9得点を挙げる活躍を見せ、アリーヤ・ボストンも8得点と勝負強さを発揮。チーム全体で23点を奪い、粘るサンを振り切って85-77で勝利。これでチームは3連勝となりました。
注目選手とスタッツ
- ケルシー・ミッチェル(IND): チームハイの20得点を記録し、オフェンスを牽引しました。
- ナターシャ・ハワード(IND): 18得点、13リバウンドのダブルダブルを達成。インサイドで力強いプレーを見せました。
- ケイトリン・クラーク(IND): 14得点、8リバウンド、7アシストとオールラウンドに活躍。特に最終クォーターでの勝負強さが光りました。
- ティナ・チャールズ(CON): 21得点、11リバウンドとダブルダブルの活躍を見せましたが、チームを勝利に導くことはできませんでした。
- レイラ・ラカン(CON): ベンチから出場し、チームトップタイに迫る19得点を挙げる奮闘を見せました。
試合後のコメント
インディアナ・フィーバーは、これで今季初の3連勝となり、チーム状態が上向いていることを印象付けました。試合後の会見で、クリスティ・サイドコーチは「厳しい戦いだったが、最終クォーターにチームとしてやるべきことを遂行できた」と、接戦をものにした選手たちを称賛しました。
一方で、心配なニュースも報じられています。AP通信によると、試合終了後にケイトリン・クラークが右足を気にしながら、涙を浮かべてコートを去る姿が目撃されたとのことです。今シーズン、すでに左足の怪我で複数回欠場しているだけに、彼女の状態が懸念されます。チームからの公式な発表が待たれる状況です。

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