試合展開
この試合、インディアナ・フィーバーはスター選手のケイトリン・クラークが股関節の怪我で欠場するという大きなハンデを背負っての一戦となりました。試合は序盤からニューヨーク・リバティが主導権を握ります。ブレアナ・スチュワートを中心に得点を重ね、第1クォーターで32-24とリードすると、前半終了時点では53-38と15点差をつけて試合を折り返しました。
後半に入ってもリバティの勢いは止まらず、インディアナに反撃の隙を与えません。第3クォーター終盤にはスチュワートの3点プレーで点差を23点に広げ、勝負を決定づけました。フィーバーも最後まで戦いましたが、リバティが終始安定した試合運びで98-77と快勝。オールスターブレーク前最後の試合を、盤石の勝利で締めくくりました。
注目選手とスタッツ
この試合では、リバティの大黒柱の活躍が光りました。
- ブレアナ・スチュワート(NYL): 24得点、11リバウンド、7アシスト。圧倒的なパフォーマンスでチームを勝利に導きました。
- サブリナ・ヨネスク(NYL): 15得点、9アシスト。司令塔としてオフェンスを巧みに操りました。
- ケルシー・ミッチェル(IND): 16得点を記録。この試合でフィーバーのフランチャイズ史上最多3ポイントシュート成功記録を更新しました。
- アリーヤ・ボストン(IND): 8得点、6アシスト。この試合でキャリア通算300アシストを達成しました。
試合後のコメント
試合後、ニューヨーク・リバティのサンディ・ブロンデロHCは、「(相手の)ベストプレイヤーがいないからといって、油断はなかった。自分たちのバスケットボールを遂行することに集中した結果だ」とコメント。大黒柱のジョンケル・ジョーンズを欠く中での快勝に手応えを感じている様子でした。ブレアナ・スチュワートも、「良い形でオールスターブレークに入れる。チームとして良い状態を維持できている」と語りました。
一方、大敗を喫したインディアナ・フィーバーのクリスティ・サイドコーチは、「ケイトリンの不在は大きいが、それは言い訳にはならない。チームとして、もっとステップアップする必要がある」と厳しい表情で語りました。なお、欠場したケイトリン・クラークは、この日「ESPY賞」の最優秀WNBA選手賞を受賞したことが発表されました。

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