試合展開
16,000人を超える大観衆が集まったターゲット・センターでの一戦は、リーグ首位を走るミネソタ・リンクスがその強さを見せつけました。リンクスは第1クォーター終盤に14-3のランで主導権を握り、37-33で前半を折り返します。勝負を決めたのは第3クォーター。リンクスは3ポイントシュート攻勢でこのクォーターだけで5本の長距離砲を沈め、27-16とマーキュリーを圧倒。一気にリードを広げました。最終クォーターも危なげない試合運びでマーキュリーの反撃を抑え、79-66で快勝。これで今シーズンのホームゲーム成績を無傷の12連勝とし、オールスターブレークを前にリーグ最高の勝率をさらに盤石なものとしました。
注目選手とスタッツ
この試合、ミネソタ・リンクスはバランスの取れたチーム力で勝利を収めました。
- ケイラ・マクブライド(MIN): 18得点、5リバウンド、5アシスト。オールスターに選出された実力を遺憾なく発揮し、チームを牽引しました。
- コートニー・ウィリアムズ(MIN): 12得点、7リバウンド、5アシスト。7試合連続で5アシスト以上を記録し、司令塔として安定感抜群でした。
- ナフィーサ・コリアー(MIN): 10得点。第3クォーターに8得点を集中させ、試合の流れを決定づけました。
- カラニ・ブラウン(PHO): 11得点、11リバウンドのダブルダブル。主力を欠く中で奮闘しました。
- アリッサ・トーマス(PHO): 12得点、9アシストと、アシストでチームを牽引しましたが、勝利には届きませんでした。
試合後のコメント
試合後、ミネソタ・リンクスのシェリル・リーブHCは、16,000人を超える若いファンの声援に感謝を述べ、「彼らの声援が我々にエネルギーを与えてくれた」と会場の雰囲気を勝因の一つに挙げました。オールスターに選ばれたばかりのケイラ・マクブライドも、「最高の形でオールスターブレークに入れることを嬉しく思う。チームとしてお互いのために戦っている結果だ」と語り、チームの充実ぶりをアピールしました。
一方、敗れたフェニックス・マーキュリーのネイト・ティベッツHCは、主力選手を欠く厳しい状況を認めつつも、「移動が続く厳しい日程の中、選手たちは最後まで戦ってくれた。その姿勢を誇りに思う」と選手たちを労いました。

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